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ポンペイ展へ

九州国立博物館にて『ポンペイ展』が始まりました。
ミイラ好きなこずえには、同じような分野ですので、興味津々で出かけてきました。

来場者は少なくて、こずえは「なんでこんなに少ないんだろう」と不思議がっていました。
『北斎展とかに比べたら、そりゃあ少ないだろうなぁ』と心の中で思いましたが、ワクワクしているこずえさんには言いませんでした(笑)。

約二千年前に、火山の噴火によって埋没した古代ローマの都市ポンペイの遺跡です。
紀元後79年に起こったことなので、紀元前後の作品だというのに、完璧に美しい彫刻が並んでいます。

踊るファウヌス


絵画もいいんだけど、当時はフレスコ画なので、ややぼんやりしています。

果物のある静物


それに比べてモザイク画は、当時と全く変わらず素晴らしかった。
小さく正方形に切られた石を並べているから、色が変わりません。それも豊富な色があるので、絵画のように豊かな色彩です。

ネコとカモ


その中に、デザインされた番犬のモザイク画とかもあって、多彩で見応えがありました。

番犬注意


美術と別に興味深かったのは、当時の上水道に使った水道管の一部があったことです。現代のものと全く遜色ありません。
しかも、ライオンの彫刻の口から水が出るようになっていたりします。

ライオン頭部形の吐水口


当時のポンペイの人々が、現代に負けない文化的な生活をしていることに驚いた展示でした。

今回は撮影自由だったので、こちらにもたくさん載せてみました。☆


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