岡山県矢掛町にきています
切り絵作家になったこずえが自閉症ですが、母娘でいろいろ取り組んで成長したので、時々頼まれてお話しています。
声がかかって、一昨日から岡山県の矢掛町にきています。
こちらは、江戸時代には 山陽道やかけ宿という宿場町だったそうです。
矢掛商店街は当時の古い街並みが残されている風情のある通りで、その中に今回の講演会場があります。
だからお仕事もしましたが、毎日観光気分です。
会場近くにとっていただいた矢掛屋という宿は、江戸の古民家がキャンプ場のコテージのように庭の中に設置されていて、とても趣があります。
上の写真は泊まっている旅館の正面からの写真。
飾られている品も古いものがセンスよく置かれていて、見ごたえあります。
宿も、通りに立ち並ぶレストランやいろんなお店も、古い外観を残したまま中を改装されているので、とても居心地のいい空間になっています。
これだけの街並みを維持するのは大変だろうと思い、聞いてみました。
通り沿いのお家の人が、改築する時には、町に報告して許可をもらわないといけないそうです。
講演会場を含め、最近の建物も混じっていますが、街並みを邪魔しない色やデザインになっています。
昔の屋根は本瓦葺きといいますか、お城や大きなお寺の丸い瓦が、曲線を描いて並んでいるのと似た感じで重量感があります。
通りに面している面だけ屋根の張り替えをしても、1000万円はかかるそうです。大変だあ。
この地域の皆さんの努力で保たれている景観なんですね。☆
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