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美術館へ どうぶつ百景

6月18日から、お仕事と長女の用件で東京に来ています。
当日はこちらは大雨の予想でしたから、こういう時は、超心配性の夫から 「寄り道せずに急いでホテルへ向かえ」と、何回もラインが来ます。

最終的には、雨は降っていても何もトラブルなく、傘も一度もさすことなく、ホテルにたどり着きました。それを報告してやっと、夫が静かになりました。

しかも、私は抜け目なく、東京駅舎の中にある東京ステーションギャラリーに寄ってきました。ここは、丸の内北口から出て数歩のところにある美術館です。

江戸絵画を中心に『どうぶつ百景』という展示会でしたから、こずえさんも一緒だったら喜びそうでした。

江戸時代に来ていた外国人が
『日本人は動物にとても優しい。道で寝そべっている犬猫を、わざわざ避けて歩いている』と書いてました。
なるほど~、江戸の町並みの情景が浮かびます。

一番気に入ったのは、窓の格子戸から外の風景を眺めている白猫の後ろ姿です。ポスターの中央に載ってる作品です。

当たり前ですが、丸まった背中は、現代の猫と同じです。考えてることも同じでしょうかねぇ。

それから、働く動物としての馬が、たくさん描かれていました。昔は炭や米俵を運んでいた馬が、明治になると鉄道馬車で活躍します。2頭で25人乗りの車両を運んでいました。

今スカイツリーが立っている足元の川には、すでに絶滅したニホンカワウソがいたそうです。

動物を観ながら、歴史を感じる展示会でした。☆

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