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バイトに負けたくない

岡山県井原市で野外フェスティバル「hoshioto」を主催している普段は地元の会社でサラリーマンの藤井です。

さて、昨日hoshioto'21のタイムテーブルを発表させていただきました!
沢山の反響があり有り難いなと思ってます。

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被った、被っていない、色々な意見が沢山あり、こうやってタイムテーブルを発表することが出来る事への感謝がめちゃくちゃ溢れてきました。
開催発表も出来なかったり、中止にせざるを得なかった人達が沢山いるのも知ってます。

こんな状況だから開催を諦めたり中止したイベントの主催者の気持ちは手に取るように分かります。
去年、中止にした時、本当に苦しかった。

だからこそ、色々な人達の想いを背負ってでもhoshioto'21を開催したいと思ってます。


発表後はどうしても色々な意見を耳にします。

行きたいけど行けないという声には素直に申し訳無いと思ったりします。
今年は特に医療従事者や遠方からの参加の方はこういう人が多いと思ってます。
僕から言えるのは各自が出来ることをやるしかないし、僕は僕の考えで微々たるものですが、エンターテイメントを守るしかないと思ってます。
出来ることなら来年もhoshiotoを開催出来るようにして守り続けたいという気持ちもあります。


でも、バイトだから行けないとかっていう声を見ると、hoshiotoってそういうレベルなんだなと思ってしまいます。
バイト>hoshioto
って感じなんだと思います。

こういう声には負けたくないって思っちゃいます。
色んな理由あるけど、バイトって娯楽や生活の為にしているはずで、調整なんてナンボでも出来るハズなのに、ただ単に行かない理由を作っているだけなんだろうなと。
ちょっと悔しいのが本音です。

もちろん、バイトしないと生活が成り立たなかったり、休みたいのに休めない人もいるのも百も承知での意見です。
でも、何が何でも休んで行くぞ!というモノにまだなれていない力不足を感じてしまいます。

バイトには負けたくない!!って今更思ってます。


あと、「来年行こう」とか「いつか行こう」っていう声を見ると、来年あるかとか分からないよっていつも思うんです。
実際、去年は開催出来なかった。
本当にいつまでもあると思わないでもらいたいんです。


10年間、hoshiotoをやってきたけど、続けてこれたのはハッキリ言って奇跡みたいなもんです。
僕含めてスタッフは普通に仕事しながらこのイベントをやってます。
何度も来年はやめようという声もあったし、僕もやめると決めた年もありました。


10年間、もちろん楽しかったし良い経験も出来た。
それでも、hoshiotoを開催するためにプライベートの時間や色々なお金をhoshiotoを開催するために失ってます。
行きたい飲み会やライブや旅行とかも我慢したり、来場者の為にと身銭を切って色々な準備をしたりしてます。
寝る時間を削ってクタクタになりながらも日々過ごす時もあります。

実際、仲良かったハズの友人が沢山居なくなりましたし、大きな借金もしました。
プライベートもぐちゃぐちゃになる時期も多いです。
僕だけではなくこれはhoshiotoを主催している仲間にも言えます。

だからまた来年やるって簡単に言えないんです。
1回目から手伝ってくれていたスタッフも段々少なくなってきているのがその良い例。

僕は毎年、今年が最後かもしれないという思いでやっているので、来年とかその先とかあるとは一ミリも思ってません。
もちろん、まだまだやりたいことはありますけどね。


でも、今年はとりあえずこの場所を守りたいという一心で突き進んでます。
インディペンデントで行うってそういうものです。

今年がこのラインナップだったから来年も同じようなラインナップになるはずは絶対ないので、もしも来れる可能性があるのであれば来てもらいたいです。
そして、ルールを守った上で楽しんでもらいたい。


あと3週間。
色々な状況で厳しいけど、腹は括っているのでしっかり対策をして頑張ります!

よろしくお願い致します。

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