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【星の時刻表】ライオンゲート&牡牛座下弦の月~喜びを表現する恐れを超える

8月8日、太陽がしし座の15度(横径135度)入りし、獅子座のゲートが開きます。
ゲートというのは、不動サイン(牡牛座、獅子座、蠍座、水瓶座)の四柱すべてにあり、獅子座は太陽の支配星なので、他よりも地上に注がれるエネルギーが大きいのかなと思うので、それで重視しています。
また、シリウスのヘリアカルライジングの時期でもあり、Dogdays(犬の時で西洋では暑い時期をこう言います)ですから、シリウスパワーも注がれる時期です。

シリウスパワーってどういうパワーよ?と聞かれると難しいですが(笑)
星の舞式恒星占星術事典では、

栄誉。有名。富。強い名誉心。献身。情熱。憤慨。
他を護衛したり貢献したりする役割。
爆発し拡大する力。強烈な意志。
個人的な努力や行為が集団に貢献し、永く名が残り伝説的な存在になる。
志のために身を捧げ、大きな結果を出す。
集団に強い影響力を持つ。

『星の舞式恒星占星術事典』より

かなり爆発的な力を秘めていて、集団への影響力が強まる、なんていうのがシリウスです。
これは個人の出生図にシリウスが影響した場合の意味になります。今は集合意識への影響になるので(毎年太陽はここに来ます)、意味合いはだいぶ変わりますし、あまり気にしなくていいとは思いますが(笑)
でもこの時期に何かしら強い意志が芽生えやすいのはあると思います。

不動サインの真ん中の位置に太陽が来る時期は、24節気では「四立」であり、8月8日は立秋ですね。
暑さのピークは過ぎて、少しずつ、秋の気配が感じられるようになります。
四立の後は本当に空気変わりますよ!今年は台風が心配ですが…


今年のライオンゲートはちょうど下弦の月と重なっていて、この下弦の月はなんと!牡牛座で木星と月がぴったりと重なっています。
月と木星の合は私生活の豊かさをあらわすのでちょっとワクワクします♪

今持っている志、立ち上がった意志は、物質的豊かさに関わりそうです。

下弦の月なので、同時に何かを諦めたり整理したり、手放したりも大切になります。

ライオンゲートと下弦の月の全体的な印象

このライオンゲートや下弦の月のホロスコープを見ると、この夏から秋分ごろまで、みんながそれぞれに、想いを形にするため、収入を増やすために努力するのだろうなぁという印象がとても強くなります。
その新しく頑張ることは、けっこうすごい思い切りが必要だったりして、この夏から秋に向かう期間に、コツコツ積み上げていくことでなんとなく形が見えてくる。
そして実際に、それを通して、その後の暮らしがもっと豊かになったり、社会的な影響力が大きく増すような、そんな影響に繋がっていくようです。

人間関係では刺激的な出会いがあって、その人によって人生が大きく変わるかもしれません。
驚きとともに新しい出会いを迎えることになるでしょう。
その出会いは学習の場か、情報通信機器を通したものになりそうです。それによって、新しい知識や認識をもつことになり、それがあなたの更なる豊かさに繋がります。

喜びを表現することの恐れと向き合う

逆行を始めたばかりの金星が、タブー意識に関わるリリスとタイトに重なります。
喜びを喜びのままに真っすぐ社会で表現したり、それを価値に替えることに対して、葛藤を感じるかもしれません。
自分の欲を認識して、罪悪感を持つ人もいるかもしれないし、何かに対して嫉妬や怖れを感じる人もいるかもしれません。

お金を得てもいいし、贅沢をしてもいいし、人気を得てもいい。
自分の中の喜びに忠実に、それを打ち出していいし、目立ってもいい。
ちやほやされてもいいし、キラキラしてもいい。

そういう感覚を受け入れるのに、ちょっと葛藤をする。そんな印象があります。

この夏、自分の喜びに忠実になって、何かを形にするために継続して取り組むことができたら、その先の未来がかなり変わりそうです。
自意識的な部分や、物質的、金銭的な欲をしっかり受け入れる、という感じがします。

この夏は喜びの変化、可能性の拡大、自己価値の転換、というキーワードが浮かびます。

下弦の月のサビアンシンボル

この下弦の月は牡牛座の16度にあり、サビアンシンボルは「神秘を暴こうとする老人」です。牡牛座は物質的な豊かさや価値に関わるサインですが、各星座の真ん中の16度は対向のサインが流入し、その星座らしさを一度失うとされます。

この度数は、長い時間と経験をかけて、今までにないものを暴いていこうとするさまを象徴します。
キーワードは以下の通りです。

前例のない方法で物事にあたろうとする。
未知の価値を開拓しようとする。
新しい独自の体系を築き上げることに野心を燃やす。
伝統的な知識を新しくする。
大きな成果に向けて模索するが、既存の方法論では無理だと気がつく。

『星の舞式サビアンシンボル事典』より

太陽はライオンゲートと同じ度数でしし座の16度、「嵐の後の陽光」です。
獅子座の15度で一番ピークになる獅子座のエネルギーが終わり、祭りの後の静けさ、にも似た意味の度数です。
何かが終わり、新しい喜びが湧き上がるようなスタートの意味があります。

平穏な生活の中で自分を取り戻し、新たな希望を見出す。
生命にまつわる危機が去った後で、陽光のように喜びが再び湧き上がる。
新しい生き方の可能性危機が付く。
静けさの中で湧き上がるような、生命の歓喜の頂点体験に関係

『星の舞式サビアンシンボル事典』より

この度数は、静かな水瓶座っぽいエネルギーの中で内側の新しい喜びに気がつくような意味があります。
自分が今まで思っていたのとは違う、新しい可能性や希望に気がつく、というようなことがあるかもしれません。ぜひこの夏はそんなことを気にしてみてください。

今日も酷暑ですが、暑い盛りはそろそろ終わりです。

ステキな夏の終わりを過ごしてくださいね。

お知らせ

『星の舞式相性占星術事典』の送料無料、著者サイン付きの予約販売期間は8月20日までとなります。

新刊の相性占星術事典を用いた講座である「パートナーシップリーディングコース」の募集を既に開始しています。
8月26日@名古屋
8月20日@Zoom
9月2日@東京
の日程で開催になります。
こちらは星の舞アストロロジースクールにてお申込を受け付けております。

松本市で8月11~13日に初級のホロスコープセミナーからアドバンスコースまでをみっちり学ぶ講座を開催します。
https://school.hoshinomai.jp/seminar/5166/
こちらはZoom受講も同時に可能です。
Zoomに関してはテキスト発送の必要があるため本日中に締め切ります。
リアルでの受講を希望の方は9日に締め切ります。

あとは、秋分に星のビジネスブランディングコースも開催します。
https://school.hoshinomai.jp/seminar/5180/
今年は内容も大きくリニューアルしたいと思っています。アイデアがいろいろと湧いて楽しいです。

今年は初級、アドバンスの講座が松本を残してすべて終わり、面白い出会いがたくさんで、やはりリアルは面白いなぁと思っています。

秋冬には未来予測やトランジットの講座もやります。

25年1月は冥王星が太陽と一緒に水瓶座に移動するすごいタイミングなので、この冬に向けて新しいコンテンツも準備中です。
お届けできるのが楽しみです。


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