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何のためにライターになりたいのか?

今回は、別の仕事をしながらも、なぜ私がライターをしているのか、これをテーマに書きます。

「何のためにライターになりたいのか?」
それは、
「新しい世界に出会えるから」「普段と違う刺激が欲しいから」です。


経験してきた仕事


ライターと言ってもたくさんの種類、仕事の幅があることを知った今日この頃です。

その中で私が携わってきたものは、オンデマンドのお役立ち情報、生活情報まとめ、子育て関連情報のまとめです。

いづれのお仕事でも、クライアント様に、記事に対するフィードバックや喜びの声を頂けるのは嬉しいことです。

SEO記事も経験させていただき、数字として結果が見えることは面白いなと感じました。
自分の書いた記事が、検索で上位表示されたときのドキドキ感は今でも忘れることができません。

記事を作成する際のリサーチで、勉強になることも多く、執筆内容が生活や子育て関係が多かったため、即、日常生活に反映できるものもありました。

知らなかったことに出会えること、
記事を読んだ、誰かの行動を変えられること、
書いた文章で、人を喜ばせられること

これが私がライターをする上での原動力になっています。

はじめてのライターの仕事は、
ほぼタダ。
文字単価は0.00001円。

私は、ライターの相場など全く知らなかったですし、
そもそも、ライターと名乗れる者ではない私。だから、
仕事をさせてもらえるだけでありがたいと思っていました。

途中から、ちょっと安すぎるな、と気付きましたが、
このときに得られたスキルと習慣、こういう世界があるのかという驚きは、
何物にも替え難いものです。

SEOはゲーム感覚に近いと感じました。
ルールに合わせて書いていくイメージです。

だから、そのルールを覚えるまでは苦労しましたし、面白さがわかりませんでした。
8記事くらい書いたころでしょうか……、ルールによって作らされている感から、ルールに乗っ取って遊んでいる感覚になったのでした。

ただの情報を集めただけでは面白くないと思い、
自分が体験してみて、その体験談を盛り込んでみたり、
実践している経過を写真に収めて、記事に添付したりと遊び始めました。

実践型で楽しんでいると、その記事に対するフィードバックもどんどんポジティブなものになりました。
ストレートに「エリさんが楽しんで記事を作成しているのが伝わってきます」と言われたこともあります。

文字であっても、気持ちの乗り具合が伝わるのかな?
そんな風に思ったのでした。

初めての自分のコンテンツ

私にとって、初めての自分のコンテンツは電子書籍です。

記事作成はクライアント様があっての仕事であり、執筆した記事は、クライアント様のコンテンツとなります。

一方、電子書籍は、依頼を受けて書く場合は別ですが、
自分が著者となり、自分のコンテンツとして所有することができます。

不思議な感覚です。
自分で生み出したものを世の中に出すという作業。

(電子書籍出版の作業工程に関しては、「Kindle出版」関連で記事を書いていますので、出版に興味がある方は過去記事をご覧ください。)



記事の執筆とはタイプの違う、電子書籍出版をしてみて気付いたことが、たくさんあります。

企画から自分で考えることは、自由であり、
一方で、自由だからこそ悩む部分でした。

依頼された内容で執筆を進めるときに、構成など考えていたのですが、
電子書籍に取り掛かってみると、
構成の前に、どんなテーマにするのかという高いハードルが出てきたのです。

ちょっと文章を書くのに慣れてきたと思っていたけれど、
私ができるようになったのは、極一部分のことでしかなかったと思い知らされました。

電子書籍は、自分自身と向き合うことばかり。

今までの私は何をしてきたんだ、
スッカラカンの人間なんじゃないか、
誰かに価値提供できるものなんてあるのだろうか、
私が世の中にお役に立てることは何だろうか。

そして、電子書籍は何と言っても、
「期限がない」ことも自分との戦いでした。

記事の執筆はクライアント様との約束の納期があるので、
何が何でも仕上げるのですが、
電子書籍はリミットがあるようでないのです。

自分で決められるという自由さと、
自分で決めなければ、永遠に出来上がらないというジレンマ。

書けば書くほどに、
「私なんかが」「もっと、こうした方がいいんじゃないか」と
もう一人の自分がささやいてくるのです。

この声を気にしていては、いつまでたっても出版に至りません。

最終的には「エイヤー!」、
勇気で乗り切った次第です。

学んだことは、
「完璧を目指さない」こと。

「クリエイティブに終わりはない」という言葉があります。
私はクリエイティブを語れる者ではありませんが、
だからこそ、ますます、完璧より次の行動に移していく方がいいのだと思います。
時間という期限を決めて、
それで得たこと、足りなかったことは、今後の経験にしていくことを大切にしています。

文章を書く上で大切にしていること

記事作成でも電子書籍でも、共通しているのは、
リサーチの大切さだと思います。

読者目線、ニーズをリサーチすることは本当に重要です。

ここがブレてしまうと、どんなに一生懸命に執筆しても、読み手には届きません。
書きながら迷走してしまうことにもなりかねません。何度も失敗してやっと気付きました。

これからチャレンジしたいこと

これまでのライター活動を通して、
実際に体験して、それを伝えることが一番楽しく、感情が高ぶることだと感じています。

そんな折に、取材ライターを専門でしている方の活動を知りました。

私は取材と言ったら、
特定の「人」に関するものだと思い込んでいたのですが、
そうではなく、
人であったり、物であったり、お店であったり、イベントであったり……と
対象はとても幅広いそうです。

なんですと!?
これは私の好奇心がくすぐられることばかりです。

実際の人に会い、物に触れ、新しい出会いや発見が詰まっていることでしょう。
それを文字にして伝えることが仕事になるなんて、素敵すぎると思いました。

実際、そのライターさんも、人生経験が増え、生活が豊かになったと仰っていました。

こうして、今の私は「取材ライター」になりたいという夢ができました。

「何のためにライターになりたいのか?」
それは、
「新しい世界に出会えるから」「普段と違う刺激が欲しいから」。

0→1には壁があるのは承知です。
でも、Webライターも電子書籍出版も、なんとか0→1をできたので、
きっとできると信じて、取材ライターに挑戦していきたいと思います!











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