「なぜ今、世界のビジネスリーダーは東洋思想を学ぶのか」を読む日曜日

もうすぐ12月、だんだんと寒くなってきたので、10月に購入した湯たんぽでお腹などを温めるようにしています。
「TONGMO 湯たんぽ かわいいカバー付き 容量 1.8L エコ湯タンポ お湯入れ 電気不要 柔らか ゆたんぽ 防寒グッズ あったかグッズ 足 冷え対策 生理期最適(ハリネズミ)」
というのを購入しました。

最近、土日は音楽制作は意識してしないようにしています。
曲、作品と距離をおいてKindle Unlimitedなどを読みつつ、思考を深める行為が必要かと思うからです。

先日の投稿で書いたかと思いますが、先週くらいから瞑想をするようになりまして、自分の場合は呼吸を意識するタイプの瞑想ですが、やはり、それによって自分の内側に意識が向い、新たな考え方というか、自分の中で心境の変化がありました。


1.東洋思想を学ぶ

そんな中、東洋思想についてもう少し理解を深めた方が良いのでは、という気持ちになり、検索していたところこの記事に辿り着き、Kindle Unlimitedでこの本を読んでいます。
#東洋思想

この記事の時点で、とても重要な箇所が書かれていますが、

西洋…外側にある対象に向かう
東洋…内側にある対象に向かう

という概念は大事かと。
少なくとも「外側/内側」という概念、そして、私たちは「外側」に意識を向けた「西洋世界」的なものの見方でここ数十年、生きてきたように思え、それでたくさんの恩恵を受けてきた訳だけど、2020年現在、それがたとえば1995年あたりのようには機能してないかと思うのです。

物質的な豊かさ、他人からの承認などではなく、自分の内側の平静、そこにスポットを当てよう、そんな風に私はなっています。

まだ全て読んだ訳ではないのですが、早速、重要かと思う言葉が書かれている印象です。
今回は序章について簡単にまとめてみました。


2.経済の転換


著者は「経済の転換」と「文明の転換」について語っており、「経済の転換」については、「成長期」「安定期」「転換期」というサイクルがあり、それらが30〜50年くらいの周期でこういったフェーズを繰り返すと言っています。
成長期:1964年より前〜1973年のオイルショック
安定期:1973年〜2003年あたり
転換期:2003年〜

そして、現在の転換期(17年目ということになるのでしょうか)で必要とされているのは

しかし、この時代に本当に求められるのは、「変化に対応すること」ではなく、「変化を生み出すこと」です。
スティーブジョブズがスマートフォンやiTunes Storeのようなまったく新しいプロジェクトやビジネスモデルを打ち出したように、自らが変化を生みだし、新しい価値を創造すること。もちろん簡単ではありませんが、転換期に一番求められるのはこの能力であり、こうした人材です。

ありきたりのようにも思えますが、新しい価値を創造すること、そんな時代なんでしょう。
自分の部屋にもたまたまなんですが、

自分独自の音楽世界を作り
新しい価値観を提示する

と部屋に貼っています。
自分がやりたいことがそれなんですが、まさにこの著書の転換期の考え方に符号しているようです。


3.文明の転換

「文明の転換」は「経済の転換」よりスケールが大きく、だいたい150年〜200年の周期で訪れるのだそうです。
ヨーロッパでの18世期中期〜後期にかけての産業革命により、今現在、私たちが当たり前のように信じている法体系、政治システム、経済構造などほとんどが近代西洋思想に基づいて形作られてきたとのことです。

中世:「客観的な事実」より「神の思し召し」のほうがはるかに高い価値があった
   「どちらがより神に祝福されているか」

↓ 
近代:「客観的なデータは正しい」という概念
  
 「どちらがより優秀な人材か」を客観的に見極める

そして、現在、「文明の転換」を迎えているということで、もっと根本的な「思考の源泉」や「価値観を構築している根底」が変わろうとしているということです。

そして、著者は次のように言っています。

今、時代は「文明の転換」を迎え、私たちが信じてきた近代西洋文明、それをベースとした近代西洋思想が揺らぎ始めています。そんな時代に、東洋思想が説く世界観や価値観、道徳や哲学が見直されていることは紛れもない事実です。

そして、ここから時代を紐解く「七つのパラダイムシフト」を解説していくことになります。
本書では随所に東洋思想を引きながら、現代に求められている「思考の源泉」を紹介しつつ進めるそうです。

「七つのパラダイムシフト」については、これから読み進めて、機会があればまた書いていきますが、ひとまず、この序章の時点で学びが多かったです。

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