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SNSと私

今やあらゆるSNSが存在するが、私にとってSNSと言えば、mixiだった。

私が幼い頃はSNSなんて言葉は普及していなかったし、「mixiやってる?」と訊かれたときの、「なになに、それ(・ω・*)?」感はすごかった。

招待制(※当時の話です)でしか入れないから安心だよ!
日記とか書けるんだよ。
マイミクになっておけば、卒業後も繋がれるよ♪

と、そんな話を学校の先輩から教えてもらい、ネットに疎かった私は、それでも「なになに、それ(・ω・*)?」状態だったが(変わらんのかい)、卒業後も大好きな先輩と繋がっていたかったので、招待してもらってmixiを始めた。

当時mixiは誕生してから1~2年目くらいの頃合いで、学生だった私はmixiを見る時間も、日記などを書く余裕も十分あった。mixiの最盛期と自分の環境がドンピシャで一致して、ずいぶんハマったものだ。

元々文を書くのが好きだったので、日記を書くのは楽しかったし、マイミクの日記を読みに行くのも楽しかった。

日記やらコミュニティから足跡を付けて、付け返して、何となく「あっ」「あっ」(◯◯経由で来たのかな…)の往復で終わる人もいれば、メッセージやり取りして繋がった人もいる。

個人的には中学や高校の友人と繋がるより、コミュなど共通の趣味で繋がった新たな出会いの方が、新鮮で世界も広がり楽しかった。

そんなこんなで、最盛期は本当に楽しく利用していたが、その後、社会人になって日記などを書く余裕がなくなったり、マイミクが増えたが故に、当たり障りの無い内容しか書かなくなったり、昔より業者(?)の足跡が増えて居心地が悪くなったり、足跡機能も無くなったり(その後復活したけどね)、これまた自分の環境とmixi離れの時代が一致して、ほぼmixiはやらなくなってしまった。

日記を書かなくなった後も、コミュニティのオフ会に参加したり、つぶやきは小まめに呟いたりしていたけど、最近はごく稀にログインするくらいだ。

mixiの他には、Twitterもやってみた。こちらも色々な人の呟きを見たり、音楽友だちと繋がりができたりして、TwitterにはTwitterの良さがあった。

その他のSNSは、個人情報の登録が躊躇われたり、写真はそんなにUPしないなぁ…などといった理由で、何となく登録せずにいる。たくさん登録することで、それぞれが疎かになったりケータイばかりいじって過ごしたりすることを避けたい気持ちもあった。

自分に合うSNSに絞って、それぞれを大切に扱いたかったのだ。

そんな訳で、私はmixiとTwitterくらいしかやってこなかったのだが、どちらも手軽な呟きばかりで(最近は呟きもあんまり……)、「文章をしっかり書くこと」が激減してしまった。

仕事のメールくらいである。(悲し…)


あれ、私、

文章を書くのが好きじゃなかったっけ。


最近言葉を紡ぐのが

うまくできなくなったな。


前述の通り、私にとってSNSのイメージはmixiである。あの頃みたいに日記っぽいものを書ける場所はないかな、と思った。


結果、辿り着いたのがこのnoteである。


文章を書かないと、言葉を忘れる。


綺麗な言葉。

文の構築。


すっかり衰えてしまっているけれど、noteを始めることで、脳を刺激しながら、そういったものを取り戻せたらなぁと思う。


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