2021年7月の満月の星読み〜あるがままを刷新すること〜

こんにちは、星や凪(ほしや・なぎ)です。6月満月、7月新月とちょっと間が空いてしまいましたが、2021年7月の満月の星読みをお届けします。2021/7/24 11:37頃、水瓶座で満月を迎えています。水瓶座のほぼ始まりの度数での新月、来月の新月も水瓶座で起こりそうですね。

満月は、物事が満ちるタイミング。新月から満月の間の約2週間を振り返り、得てきたものへの感謝や浄化をしていくのに良いと言われています。ここから、次の新月に向けて浄化のプロセスであり、量的拡大というよりも質的な充実を意図して精選していくというイメージでしょうか。

今回の満月では、月水瓶座と冥王星山羊座がコンジャンクションで、太陽獅子座とオポジションとなる配置の満月です。また、冥王星山羊座と水星蟹座がオポジション、そこに魚座海王星が調停する三角形がつくられています。海王星魚座の、大きな夢やビジョンによって、冥王星山羊座のパワフルな破壊と再生パワーが少しは和らいで、現実への落とし込みが幾分か促進されるような配置になっています。

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今回は、月水瓶座の私のパワーも使ってみつつ、ロジックというよりは直感的にホロスコープを読んでみようと思います。水瓶座のパワーというと、さまざまな知恵や思考を働かせながら、自分のエゴも相手のことも社会世界のことも見据えて、ユニークなアイデアを泉のように湧き上がらせていくことです。

もしかしたら、この半年間ほどで、相手のため・社会のために色々とやってきて、一通りの成果を収めたかもしれません。それらをやってきたご自分をまずは讃えてあげて欲しいのです。その上で、色々とやってきた後に残っている「やっぱり自分はこれが好きなんだよなぁ」という感覚や経験が、立ち現れてきていることに耳を澄ませてほしいのです。「色々とやってきたけど、改めて私が大切にしたいものはなんだろう?」と、自分に聞いてみてほしいのです。

回転の速い水瓶座さんですから、おおよそ思い当たることは出てくるでしょう。そこで今回の満月では、さらに一歩突っ込んで聞いてみたいところです。それは、いつもの慣れ親しんだものではありませんか? 未来は、過去の延長線上だけにあるものではありません。セミが脱皮をして飛び立ち、大いに鳴き始めている季節です。あなた自身にも、脱皮が起こるような蠢きが感じられないでしょうか?

そのユニークな発想と、豊富なアイデアによって、あなたは大いに愛されています。それを受け取ることが、水瓶座さんにとっては大変難しいことかもしれません。愛される喜びを感じていくこと、そこ=愛情に満ちたところから知恵の泉を湧き上がらせていくことが、水瓶座さんの目指すところ。愛される喜びを分かち合い、自分のエゴを通じて天からの仕事をするという高度なことをやってのけてしまうのです。自分のエゴがありながら自分が空っぽであるということ。そのような深いこだわりから、自分の枠を超えていこうとすること。

そうだ、こういう言い方が良さそうです。自分のあるがままを受け容れながら、あるがままを刷新していき、より自分らしくなっていくことを促すこと。そんな満月の星読みです。

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