2021年4月の満月の星読み〜長老とファシリと自分の欲求と〜

こんにちは、星や凪(ほしや・なぎ)です。2021年4月の満月の星読みをお届けします。2021/4/27 12:31頃、蠍座で満月を迎えています。

満月は、物事が満ちるタイミング。新月から満月の間の約2週間を振り返り、得てきたものへの感謝や浄化をしていくのに良いと言われています。ここから、次の新月に向けて浄化のプロセスであり、量的拡大というよりも質的な充実を意図して精選していくというイメージでしょうか。

今回の満月では、直角三角形=太陽&天王星牡牛座・月蠍座・土星水瓶座の「不動のTスクエア」ができます。また、太陽・月・火星蟹座で「調停の三角形」も作られています。火のエレメントの星座がないので、やや不完全燃焼な感じも漂います。 ベースとしては、厳しい長老とアネゴ的なファシリテーターも参戦しながら、自分の欲求・欲望にどう折り合いをつけていくかの強烈な格闘戦が繰り広げられるようなリング上、というと雰囲気が伝わりますでしょうか。

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大きな方向性としては、やはり太陽牡牛・月蠍座のオポジションである「欲求」がテーマになるでしょう。自分の感性、身体、感情、知性をバランスよく使いながら、欲求が孕む矛盾を受容していくことでしょう。その過程で、葛藤も自己成長も起きていくでしょう。自分は非常識なのではないかと強烈な自己批判が起きたり、頭や論理だけで自分を納得させようとしてうまくいかなかったり、もするかもしれません。

その間を取り持ってくれるファシリテーターは、感情を共有できるユーモア溢れる居場所のようです。安心安全が感じられ、ともに育ち合っていくことができる仲間がいる場所が、この受容をサポートしてくれるでしょう。

苦しみながらも矛盾を受け入れていった先には、(普段は見られないような)隠れた深い側面を照らし出せるようなパートナーシップが生まれているかもしれません。自分の人生に誰かを参加させていったり(自分の人生を明け渡すのではなく一緒につくる)、その人の苦しみに光を当てて楽にしていけるような、そんな浄化のプロセスが始まるのかもしれません。

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