2021年5月の満月の星読み

こんにちは、星や凪(ほしや・なぎ)です。2021年5月の満月の星読みをお届けします。2021/5/26 20:14頃、射手座で満月を迎えています。スーパームーンで皆既月蝕ということもあって、夜空を見上げてみた方も多かったのではないでしょうか。こちらはあいにくの曇り空で観測はできずじまいでした。

満月は、物事が満ちるタイミング。新月から満月の間の約2週間を振り返り、得てきたものへの感謝や浄化をしていくのに良いと言われています。ここから、次の新月に向けて浄化のプロセスであり、量的拡大というよりも質的な充実を意図して精選していくというイメージでしょうか。

先月に引き続いて今回の満月でも、直角三角形=太陽双子座・月射手座・木星魚座のTスクエアができます(今回は柔軟宮ですね)。前回とは違って調停はありませんので、自分の探究心や好奇心と、社会的な活動とどう折り合いをつけていくかの、バチバチな格闘技戦が繰り広げられている、という感じでしょうか。 とはいえ柔軟宮同士ですから、相互に決定打を欠いてこう着状態が続くような、見ている方はヤキモキするような優柔不断さを感じる方が強いかもしれません。

画像1

大きな方向性としては、やはり射手座満月に対抗する双子座太陽との共通テーマとなる「学問」「交流」といったところでしょうか。好奇心の赴くままに幅を広げていきたい気分と、探究心を発揮して深掘りをしていきたい気分との葛藤。さらに、目に見えないものを感じ取りながら自由に世界を泳いでいきたい気分とが織り混ざりながら、自分と相手・自分と世界との境界が薄らいでいくような感じもあります。 これはなかなか、決定打に欠きますね。笑

私自身も柔軟宮のパワーが強いこともありますが、「迷う」ことを肯定的に捉えてみるのが良さそうです。あえて言ってみると、柔軟星座はよく迷います。双子座や射手座は、数分の遅刻が多いなんて言われたりもします。笑 むしろ、迷うことの中に可能性や楽しみを見出しているようにも思えます。

ただ、あてどもなく彷徨うと不安が強くなっていきます。迷ったら、ひとまず元に戻ればいいという原則とともに、楽しんで迷うための道しるべがあると良さそうです。そこは、客観的・科学的な基準があって、目に見える触れられる判断基準が良いでしょう。コロナ禍の緊急事態宣言による行動制限もやむなしですが、どんな判断基準でどんな数値になったら宣言解除になるのか。あるいはオリンピック開催の可否についてどうするのか。社会的には彷徨っている感は否めませんが、こうした時こそ射手座の真理・双子座の交流のパワーは必要になりますし、同時に地に足ついた客観的な判断基準があればこそ「迷っていても戻れる道がある」と思えますし、安心して探究も退屈も交流も孤独も味わえるのではないかなと思います。

そんな2021年5月、射手座満月の星読みです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?