自分の宝石を手に取り磨き、身に着ける(2022年5月満月の星読み)

こんばんは、星や凪です。久しぶりの満月の星読みとなりました。
私自身も公私ともに様々な出来事が起こり、翻弄された1年を過ごしており、すっかり更新ができていませんでしたが、さまざまな友人や恩師の後押しもあり、星読みを再開してみようと思い立ちました。
この5月蠍座満月のホロスコープを読んでいくと、「ああ、このタイミングで星読みが再開することは、私にとっても深い意味があるな」と思わされるような、これを読むあなたにとってもターニングポイントになりうるほどの、大きなパワーを持つ賑やかな満月の星の配置です。

2021年5月蠍座満月のホロスコープ

とても力強く、頑固なメッセージがあります。それは、とにかく自分を出発点としよう、自分の内側にある感性や直感、才能といった「内なる強さ」を始まりにしようというものです。本人も理由がわからないかもしれないが、これを抜いたら自分ではないとでも言えるような、(周囲から見れば)強いクセやアクといったこだわりの豚骨ラーメンという感じでしょうか。私はこだわりの塩ラーメンが好きです。

自分の軸、内側にぐっと入り込むこと。純粋意欲とでもいうような、自然と身体が動いてやっていること、やることで心身が満たされるようなことを手がかりに。
とはいえ、自分の中に入り込みすぎると、自分らしさの檻の中でもがいてしまうもの。頑固な配置ですが、それだけではなく徐々に柔軟さや適応力を発揮していける配置でもあります。
初めから器用にできるわけではありませんが、準備する荷物は少なくて良いのです。内なるパワーに支えられて、本質を見極めていく力がビンビンと冴え渡るタイミングでもありますから、臨機応変に行動していけるでしょう。また、ピンチの時にも思わぬところから手が差し伸べられることも。問題が起きたとしても、十分に対応する力が出てくる雰囲気です。
自分の内側にすでにある力とつながって、社会への新しいつながりに一歩を踏み出してみる。始まりはいつだって不安定だけれど、そこで起きる葛藤や混乱の中から解決策や可能性や仲間を見出したり創ったりしていく。
自分の直感や身体が知っている知恵、豊かな感性・感情・知恵の分かち合い。

そんな諸々を、どうにか一言に詰め込むとしたなら。
「自分の宝石箱を開けて手に取り、磨き、身につける」
そこから始まる物語を祝福するような星の配置だなぁと感じました。ぜひ、皆さんお1人お1人が持つ宝石箱から、1つ取り出してみてください。

  • 今回のホロスコープの特徴

    • 蠍座満月なので牡牛座太陽がオポジション、水瓶座土星がスクエアで関わるTスクエア

    • 月と太陽のオポジションに、火星冥王星魚座・木星牡羊座と冥王星山羊座がそれぞれ調停の三角形を形成。ゆりかごのような台形になるので、クレイドルと呼ばれる。

    • このTスクエアとクレイドルが重なり、クリスタルと呼ばれる複合アスペクトに。緊張や混乱もありながらも、どうにか対応策や解決の糸口を見出す力強さをもつ配置。

    • 木星も牡羊座に入ったばかりのタイミング。自分の外側へと「はじめの一歩」を踏み出す。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?