2021年6月の新月の星読み

こんにちは、星や凪(ほしや・なぎ)です。2021年6月の新月の星読みをお届けします。2021/6/10 19:53頃、双子座で新月を迎えます。

満月から新月の間の約2週間で、前の月のテーマについての感謝や浄化、質的な充実を経て、次なる星座のテーマの始まりとなります。新たなテーマが始まり、どんなニュアンスやリズムでそのテーマに取り組むとよいか、星の配置から読み取っていきましょう。

今回の新月は、太陽と月に加えて水星も入ってのトリプルコンジャンクションになる配置。そこに海王星魚座がスクエアでハードに関わり、海王星に冥王星山羊座がセクスタイル、山羊座に火星蟹座がオポジションで関わるという配置です。少し前までは、海王星が冥王星と火星のオポジションを調停していた名残を感じながら、風の子・双子座がビュンビュンと遊びまわるパワーが基調です。

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わたし星や凪も、双子座にいくつか天体を持つ身として感じるのは、そろそろ風通しの良さがほしい季節です。梅雨の時期に湿気も上がり、時折見せる晴れ間では夏のような暑さを感じて少し汗ばむ瞬間もある。そのジメジメ感を、爽やかな風が吹き抜けることで居心地をよくしてくれる。 何かと何かの間の風通しを良くして、遊び心を持って理解し合うサポートをしてくれる双子座がもたらす風の季節です。

その風がもたらすところに、今回は海王星魚座がスクエアで関わります。魚座のビジョンや夢、また浄化のパワーが関わり、それを冥王星山羊座も促進していくところです。言うなれば、「古き夢の終わりと浄化」という言葉が浮かんできます。

例えるなら、かつて子どもたちがワイワイと遊んだ砂場に作られた山や川、お城。作って遊んだ後も、しばらくは残っている。けど、日が変わり、また人が入れ替わり、遊ぼうと思ったときには、それは壊される必要があります。壊すからこそ、また新しいものが作られる。楽しく遊んだことに思いを馳せながら、古いものを壊して新しく作って遊びが始まる。その繰り返しの中で、創意工夫が生まれ、次の表現が生まれていく。そうやって作られていくのが「思い出」です。

分かり合い、分かち合うことが双子座の大事なテーマですし、キーはI think.という思考寄りですが、誰よりも遊ぶことが好きな双子座。分かり合うだけでなく、感じ合える・共感しあえる関係を(心から恐れている側面もあれば)心から欲しているところがあります。これまで培ってきたものは、十分な思い出とともにあなたの中に根付いているとすれば、新しい自己表現・新しい工夫をしてみてもいい時期に差し掛かっているのかもしれません。それは新しい分かり合い・分かち合いを呼び、これまで共感できなかったものへの共感を生むのかもしれませんね。

そんな新月の星読みです。


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