これまで試したボイスチェンジャー

これまで試したボイスチェンジャー一覧と独断と偏見による評価。

前提ソフト

Vstのプラグインを使用するためのソフト。
■VSTHost
 Vst Pluginの受け皿となるソフトウェア。入力から出力まで視覚的にどういう順番で音が通るか分かりやすい。
■DAW
デジタル・オーディオ・ワークステーションの略 デジタルで音声の録音、編集、ミキシング、編曲など一連の作業が出来るように構成された一体型のシステム オーディオインターフェースを購入すると付属されていることが多い。 Cakewalk、Reaperなど無料版もあり。


ボイスチェンジャー

■恋声(無料) Version 2.87

 評価:〇
 ボタン一つでボイスチェンジ可能、その他細かい設定も可能だが 他のボイスチェンジャーに比べ、レイテンシが大きめ。

■Gachikoe v0.0.3(無料配布版)

 評価:△ ※FANBOXを支援することで、開発中の Gachikoe!を試用可能とのこと
 ピッチとフォルマントをスライドバーで設定することが可能。 恋声よりレイテンシは小さいが 音声変換の幅が小さくノイズの影響が大きい、 またPluginとして使用した際は、ソフトによっては 変換がうまくいかない場合あり。


■AV Voice Changer Software Diamond(15日間無償版)

 評価:×
 変換性能は高いがレイテンシが今回のソフトの中で一番大きい。
レビューなどにはリアルタイムでの変換が可能とあるので有料版では仕様が違う可能性あり。


■バ美声 ver1.05 (有料版)

 評価:〇
 無料版に比べ可変ピッチ、フォルマント機能が追加され、細かい設定が可能。レイテンシも低め。
ただし、拘るなら細かい設定を突き詰める必要があり。

■ClownFish Voice Changer Version1.80(無料)

 評価:〇
 ピッチとフォルマントが連動しているため 細かい設定はできないが VSTPluginが使用できるため他のVSTにて効果を追加できる。 難しい設定も不要、レイテンシも小さめ。

■Voicemod 無料期間試用

 評価:×
 フル機能を使うには有料。 様々なボイスチェンジャー機能があり、無料にて数種類は使えるが種類はランダム。
Men→Femaleの変換を安定して使うには有料で使う必要がある。 また、使用にはログインが必要

■Audio Input FX(有料)

 評価:〇
 ピッチ、フォルマントの調整やEQやリバーブなどのエフェクトが使用可能。 多少のレイテンシ有。



■Voidol

 評価:×
 すでに準備されている声優さんの声に変換するソフト
 レイテンシも多めでネタ的にはありだが…

■Graillon2(無料/有償)

 評価:〇 VSTプラグイン
 上下1オクターブの変更まで可能。 フォルマントがの設定が特殊 Free版と有償版がある。 レイテンシ低め。

■Rovee(無料)

 評価:〇 VSTプラグイン
 上下1オクターブの変更まで可能。 つまみ操作で直感的な変更が可能。 レイテンシ低め。

■VT-4

 評価:×
 声を変換する機能付きのオーディオインターフェース。
 抑揚が付くと違和感が目立つため、常時使用は厳しい。

 上記が今まで試したボイスチェンジャーになります。
 昨今AIを使用したRVCというボイスチェンジャーがあり、
地声で話しても変換してくれる大きなアドバンテージがある方法もあるのですが、こちらは元になる声の学習が必要で、自分の声とか使用許諾している声なら問題無いと思うのですが、そうではないデータがたくさんあり、
自身に忌避感があり、試したことがありません。

こちらで記載したボイスチェンジャーは入った音声を変換するため、
発声によって結果が大きく異なりますので、発声方法は練習する必要があると思います。
ここら辺の発声方法などについてはまた別途、記載して投稿したいと思います。

ネタや配信でボイスチェンジャーを使ってみたいと思っている方々の情報提供に少しでもなればと思います。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?