見出し画像

【2022/7/1号】洗面所を磨いていた祖母の背中 ほか

猛暑日がこれでもかというほど、富山も続いています。
みなさん、水分摂って体調はほんとに気を付けましょうね。

熱中症予防には塩分と思い、お味噌汁や梅干しをよく摂取しています。
倒れずに夏を乗り切れますように…!!!

さて、マガジンが2か月目に入りました!
本マガジンは週に1回か2回、上田の生活のなかにある「ごはん」と「くらし」と「ことば」の三点について、毎回エッセイをつづっていくというコンセプトのものです。

2022年7月、第一回目の更新となります。
また感想など、お気軽にお聞かせくださいね!

今回は、この三本のテーマで書いてまいります!

【洗面所を磨いていた祖母の背中】――くらし
【王道からすこしひねって工夫する】――ことば
【食事をつくりまくる「母」の姿に】――ごはん

【洗面所を磨いていた祖母の背中】

祖母を去年の初夏に見送ったのだが、それから一年経ちときどきその思い出を心のなかで転がす。

祖母がどんな人だったかというと、すごくきれい好きな人だった。ぴかぴかに磨きあがられた台所のシンク台や洗面所、毎朝竹ぼうきで掃かれた玄関前、整頓された食器棚。

私は、どのようにがんばっても適当にしかそういうことができないので、今思い返しても祖母のことを「すっごいなあ」と思ってしまう。

ここから先は

3,096字 / 1画像
暮らしや手料理や好きな本について、好きなものばかりを集めて語っています。記事は毎回必ず2500字以上と、読み応えあり。作家・上田聡子の考えていることが知りたい方はぜひ。購読するといままで投稿した記事すべて読むことができます。

私が日々大切にしている「ごはんとくらしとことば」について、その三点を盛り込んだエッセイを月4本以上投稿します。ごはんづくりが好きな人、くら…

いつも温かい応援をありがとうございます。記事がお気に召したらサポートいただけますと大変嬉しいです。いただいたサポ―トで資料本やほしかった本を買わせていただきます。