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お試し版【2022/6/10号】カレンダーアプリが手放せない ほか

マガジン、5回目の更新です!日常生活のなかで、ささいなことを書き留めておける場があるのは、とてもありがたいことだと思います。今回は「お試し版」として最後まで無料で読める記事にいたします。

今回の記事がいいな、と思って過去記事も読みたいと思われたら、ぜひご購読してみてくださいね。月4回以上の更新としておりますが、たぶん毎月もう少し更新多いと思いますので、お楽しみいただけたら。購読すると、過去記事すべて読める仕様になっています!

このマガジンでは、上田の生活の中にある「ごはん」と「くらし」と「ことば」について、それぞれ三点を盛り込んでエッセイを書きたいと思っています!

そのほかにも、いま上田が考えていること、それからプライベートの日記や書きつけとして、このマガジンを役立てていきたいと思います。

今回は、下記三本の話題となっています。どうぞ、日々のちょっとした読物としてお楽しみください!

【カレンダーアプリが手放せない】――くらし
【北陸三県で実際に聞いた方言】――ことば
【炊き込みごはん愛好会!】――ごはん

【カレンダーアプリが手放せない】

数年前まで、予定は手帳やカレンダーにじかに書きこんでいた私。でも、根がずぼらなせいで、ちゃんと書きこまなかったり、また見返すのを忘れたりして、人との約束をすっ飛ばすことが数回あって反省した。

さすがに、面接などの重要な予定を飛ばしたことはないが、手帳やカレンダーに書きこむことの限界に、少し気づいたのだった。

「よし…!世の中にはカレンダーアプリというものがあるそうじゃないか、これはいま使ってみずに、いつ使うんだッ!」

そう決意して、使い始めた「Yahoo! カレンダー」のアプリ。結果どうだったかといえば――使う前に二度と戻れないことを確信した。

便利な点はとにかくこの3点!

①常時携帯しているスマホにアプリとして入っているので、どんなときでもすぐに予定を書きこめる。

私、かばんが一つじゃないので、手帳のようなものだと、持っていき忘れることが冗談ではなくある。自分がしっかりしてないだけともいえるけど。その点、スマホや、またスマホと同期してあるパソコンのなかにスケジュール調整できるアプリが入っていると、いついかなるときでもささっと予定を処理できる。また、削除するときも楽。紙に線を引いて消したりしないので、スケジュール欄が整理されてきれい。

②リマインド機能がある。

これも大切。明日明後日に控えている直近の予定を、わかりやすくリマインドしてくれるので、予定を見逃すことが大幅に減った。

③スマホをさわりながらワンタッチでいつでも予定を確認し直せる。

個人的に③は大きい…!私は手帳だとつい外出の際予定が入っても、手帳を持ってき忘れたりしているので、その点スマホだと忘れることが少ない。そして、スマホでSNSをさわるかたわら、いつでも「今日の予定なんだったっけ」とアプリに飛び、確認しなおせるのだ。

ただ、面接中などさすがにかしこまった場でスマホを取り出すのはまだまだご法度だと思うので、そういうときは紙のメモ帳に予定を書きこみ、会場を出てすぐカレンダーアプリに入れ直している。

紙の手帳と手書きがやっぱり好き、と言う方の気持ちもおおいにわかって、そういう習慣を素敵だなあと思う私でもあるが、予定を見逃しがちで、アプリを使ったことのないかたは、もしかしたら合っているかもしれないので、ぜひお試しいただけたら!と思っている。

【北陸三県で実際に聞いた方言】

「家族の転勤で北陸三県すべて回りました」というと、たいていの人から「へえ、どうだった?」と興味を持っていただける。

ちなみに北陸三県とは富山県・石川県・福井県である。そして石川県には加賀地方と能登地方があり、私は奥能登出身である。加賀と能登の言葉はすこし違う、と私が実感しているように、富山県でも呉西と呉東の言葉は違うし、福井県でも嶺北と嶺南の言葉は違うんだろう。

それを踏まえた上で、実際に三県住んでみて聞いた方言をちょっとずつ紹介したい。

【富山県】

富山県では、街中でとにかく、親しみやすいおばあさんたちに話しかけられることが多かった。そしておばあさんたちはなまりが多い。

「食べなさいよ」「来なさいよ」という言葉は「食べられー」「られー」となる。この「られ~」がとにかく一番印象強く耳に残る。職場で出会った若い方も「られ」は多く使っていた。

とてもかわいらしい響きだ。その一方で、富山の人はみんなしっかりしていて、仕事がてきぱき早い印象がある。

【石川県(加賀地方)】

石川県加賀(金沢含む)の人は落ち着いている方が多い印象を受けた。

「いま食べとるんやって」「な~ん、大丈夫やよ」と、「○○しとる」「○○やよ(だよ)」というかたちに言葉が変わる。

柔らかい印象の言葉は、耳ざわりがとてもいい。

【石川県(能登地方)】

私は能登に産まれたが、一番印象強い言葉が「きかん」という言葉。

「あの人、本当にきかん人やわ(あのひとは気が強い人だね)」

「能登は優しや土までも」という言葉もあるが、同時に「きかん人」も能登には多いかもしれない(笑)

海辺の街なので、性格が荒っぽい人もいるのだ。

でも"きかん”中にも、その人なりの優しさを感じる側面ももちろんあって、そういうところが能登人のいいところかもしれない。

【福井県】

実は福井で関わった人はそう数多くないので、あまりリサーチらしいリサーチがとれていない。そのうえで、聞いて「かわいいな」と思ったのが「ほやのー」という方言だ。

のんびりした「のー」という語尾は、聞いていてなごむ。福井の人は、自分をちゃんと持っていて、かつマイペースという印象があった。

言葉のちがいで、性格の違いや県民性も規定されていくところがあるのかもしれない。

やっぱり方言は面白く、魅力的だ。その県に住む人となりも感じさせてくれる。私が北陸以外の土地に住むことは、この先なさそうに思えるが、言葉と言うものを日々大事にしながら、過ごしていきたい。

【炊き込みごはん愛好会!】

先日、今夏初のとうもろこしご飯を炊いた。お米を研いで酒と水で水位を調整し、昆布をひときれ入れて炊飯器で炊く。炊きあがったのを今回はそのままいただいたが、気分によって醤油とバターを垂らして味変するのも楽しい。

そのほかに、私が試したことのある炊き込みご飯(一部まぜご飯)を以下紹介する。

①たこ飯――ゆでだこと生姜チューブ、醤油、酒で味付け。たこから出る桜色が、ごはんに移ってなんともいえずいい香り。

②豆ごはん――生のグリーンピースを、塩と酒とともに炊き込む。まさに、新緑の味、初夏の味という気がする。

③蕗ごはん――蕗と油揚げと鶏肉を炊き込む。実は蕗ごはんを作った際に炊飯器に「炊き込みモード」があるのを知らず、普通に炊いて芯が残ってしまった思い出がある。いつかリベンジしたい。蕗のかすかな苦みが大好きだ。

④あさりご飯――むきあさりがあれば、生姜チューブと醤油と酒と一緒に炊き込む。

⑤塩サバと大葉のまぜご飯――米を酒、塩、一切れの昆布投入で炊き込み、塩サバは焼いておく。ほぐしたサバと刻んだ大葉を炊けたごはんに混ぜて、お好みできざみ生姜なども混ぜる。こちらのレシピをいつもアレンジしてます↓

うちは家族が二人しかいないが、炊き込みごはんは3合ほどいっぺんに炊いて、おにぎりにして冷凍しておくこともある。

朝起きて、何もつくる気がしないとき、炊き込みごはんのおにぎりをレンチンするだけで、朝食になってしまうのはありがたい。

ただ、夏場炊き込みご飯はとても傷みやすいので、保存方法には注意したいと思っている。

【今日のフォト:福井と石川のフラペチーノ】

方言ネタが今回出たので以前に食べたこちらを…!

スターバックスコーヒージャパンの「47JIMOTO Frappuccino」企画があったとき、noteでもスタバサミットが坂るいすさん主催で開催されました。(あのとき楽しかったな~)私も福井と石川のフラペチーノを投稿しました。

そのときの写真2枚!(富山も回れたらよかったな)

福井 ほやほや 米ポン 抹茶 フラペチーノ

ポン菓子が冷たい抹茶ベースにふやけて食感がふにゃっとして美味しい。お腹冷たくなるから夏しかフラペチーノ食べられない勢だけど良き和の味!

石川 いいじ 棒ほうじ茶 フラペチーノ 

ほうじ茶風味ベースと冷たいクリームがベストマッチ。ほうじ茶パウダーの色味がスキ。お茶+ミルク味は抹茶にしろほうじ茶にしろ紅茶にしろ鉄板!

というわけで、方言についてはこれからも自分なりにリサーチ続けていきたい所存です。では、お試し読みはいかがでしたでしょうか。またお気軽に、ご感想くださいね!

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