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簡単に答えを出してしまわない

猛暑な日々が続いていますね…!

みなさんお元気にされていますか? 元気ではなくても、無事に生き延びることを目標にしたほうがいいくらいの気候ですよね。どうぞご自愛ください。

のっけからですが、ふと「小説、なんでずっと書き続けてるんだろう」と思ってみたんですね。

この問いは前々からずーっと私のなかにあるのですが、出たひとつの回答としては「どうしてもどうしても人生が終わるまでにレベルの高い小説を書けるようになりたいという欲求があり、そのことへの執着が私はすごく強い(いまどれだけできているかはおいといて)」ということでしたね。それがあるから、いろいろ壁にぶつかっても、いまだにやっているんだろうなあと思います。

小説を書くことを投げ出したくなる日があるかといえば、正直あります。ほかの趣味のほうが適性あるんじゃないかなって思ったり、もうやってもやってもうまくいかないから、もうやめようかなって思う日は、たくさんある。

でも、最近は簡単に、やめるかやめないか、の答えを出さないようにしました。

だって「小説を書くことが、どうしても人生でやりたいこと」なのは、私のなかでうん十年変わらないことだったから。お金がもらえるから、とかじゃなくて、有名になりたいから、とかじゃなくて、小説の偏執的愛好者で、自分でも書けるようになってみたいから、です。

なので、一時期の好不調で、やめるやめないの答えを出したら駄目だなあとわかったんです。

今日書きたくなくても、明日は書きたいかもしれないし、その逆もありうる。

人生通して、上手くなっていけたら嬉しいです。私のこの記事は、商業小説家としてバリバリ第一線で活躍したい人、すでにそうしている人には響かないかもしれません。「なにをぬるいことを?」って思われるかもしれないです。

でも、私は「下手だからって、上手く書けないからって、その人が小説を書くことをやめたほうがいいと思う」側の人間ではけしてない。絶対にない。

たぶん、実人生を豊かに彩りあるものにするために、私は書いているのだと思うのです。

スタンスを定めるために、ときどきこうやってnoteを書いています。みなさま、水分補給を忘れずに。夏を生き永らえましょう。





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