塾産業に携わる人が急速に成長するには

少し期間が空いてしまったけど、あまり自分でハードル上げるとどんどん書けなくなるので、特に準備して書くのではなく、今年度の目標の一つであるアウトプットを増やす、ということを達成するためにとりあえず書き始めてみる。
書こうと思うのは最近少し自分の中で考えている「塾産業で働く人がどうしたら急速に成長できるか」を僕の視点で書いてみる。

塾産業についての特徴は、
需要側は日本を見てもタイを見てもどうしても意思決定に慎重で、新しいものを見てすぐに飛びつくことは少なく急激な成長を実現することは簡単ではない。

また供給側目線で言うと、1年間というかなり長い期間を一つのサイクルとしてプロダクトが消費されるので、昨対は先月比だとあまり参考にならないケースが多く、どうしても昨年比で見ることが多い。(例えば今年の夏期講習の比較は昨年の夏期講習との比較でしか意味を見出しにくい。)そのためPDCAを早く回すことが難しい。

こんな環境があるわけだけど、こと成長に関して言うと「早く成長したければ市場が急速に成長していて変化の多い市場がいい」という話を何処かで見て確かにその通りだと思ったのだが、じゃあ急激な成長が難しく変化もしにくい塾産業に携わる人が早く成長するにはどうすればいいか?

一つは小さい個人経営もしくはそれに近い形で運営している塾に入ること。
上述の塾産業の特徴の観点から、他の業界に比べて早く成長するのは正直難しい。なので外部環境に頼らずに社内で自分からチャレンジしていく必要がある。
そんな中、どんな塾であれ、集客から生徒管理、成績管理、売上管理などの基本的に事業として必要なことは必ずやっているので、そこに入っていって経営に近い部分の業務を自分でやってみて経験を積むことは早く成長をすることにつながる。

もう一つはM&Aを積極的に実施しているorキャッシュリッチで積極的に色々な展開を試みている塾に入ること。市場自体は上述の通りどうしても変化がゆっくりだが、その中で唯一スピード感があるのは上述の2タイプの会社になる。その会社に入ってうまく任せてもらえれば、塾業界ではなかなか難しい急激な成長の機会を享受できる可能性がある。

うちの場合は完全に最初のパターン(個人経営)に入るので、働いてくれているメンバーには色々な機会をできるかぎり提供して成長のサポートができればと考えている。



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