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最終話 新一の話 「娘と孫。」 まさかこんな日が来るなんて、思いもしなかった。 普通の娘…
20話 美月の話 「祈りが届いた新月の夜。」 昨日の夜は、皐月の狂喜の雄叫びが、七島中に…
19話 皐月の話 「絵に刻まれた告白。」 レオがサンフランシスコに帰る日を伝えてから、私…
18話 レオの話 「誓いの月。」 初めて美月を見たのは、東京のカフェだった。 その日は、…
16話 皐月の話 「冒険の日。」 七夕祭りの”美月ちゃんとレオを恋させよう!大作戦”は、…
15話 美月の話 「七夕祭り。」 七家にレオも加わって賑やかになった分、朝の瞑想は、皐月…
14話 皐月の話 「初恋。」 レオとフェリー乗り場で初めて会ったとき、ディズニーに出てくる王子様みたいだと思った。 茶色のふわっとした髪の毛は光に当たってキラキラしてたし、瞳の色も茶色でビー玉みたいに綺麗だったし、背も高くて、足も長かった。 パパとは、全然違う。 私は本当に、“王子様が船から降りて来た。”と思ったんだ。
13話 美月の話 「運命の彼との再会。」 今日も、皐月と共に朝の瞑想をしてから、みんなで朝…
12話 皐月の話 「伝説の祈り星。」 “美月ちゃんが、泣いていた。” 私は小さくなっていく…
11話 美月の話 「瞑想と記憶。」 「〜夜の空を天使が泳ぎ〜朝の海を魔女が飛ぶ〜ららら〜ふ…
10話 皐月の話 「自由になった私。」 美月ちゃんが用意してくれた私の部屋は、想像以上に私…
9話 美月の話 「七家のお客さん。」 ドアが開く鈴の音と共に、キャリーが現れた。 皐月…
8話 陽一の話 「妹と娘。」 俺には10歳年下の妹がいる。 10歳も歳が離れているせいか…
7話 皐月の話 「叔母さんの家は、魔女のホテル。」 叔母さんのお家で、お仕事場で、私が夏休みを過ごすことになった家の名前は、”七家“(なないえ)というらしい。 赤くて小さくて変な音がする車を降りると、真っ白なのにカラフルで、キラキラガチャガチャしている七家が、目の前にいた。 私は思わず七家に向かって駆け出した。