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【タロット記録のつけ方】リーディングノートの書き方・ポイント

さて、タロット占い師にリーディングノートって必要なんでしょうか?
「リーディングノート」とか「タロットダイヤリー」とかいうのは、平たく言えば、自分のタロットカードの読み方や出たカードに対して、印象やその時の気持ちを記録するノートの事です。
結論、やって損はないと思います。

私は、先輩の占い師さんで優秀な方がみんなやっていたので始めましたが、私が今こうしてブログを書いて活動できるのも、鑑定結果などをマメにメモしておいたからだと思います。

あと私の場合、お客様から前言っていた話と違うと言われることが多かったので、それでメモをつけるようになりました(;^_^A


リーディングノートは自分で作るものだから、持っているとテンション上がる物とか、使いやすい物とか自分に合ったノートを用意すればいいと思います。
私はパソコンを使って鑑定をしていたので、パソコンのメモ帳なんか利用したりしてました。
それより大事なのはノートの中身です。

リーディングノート書き方

私はちゃんとした形式をとっていたわけでなく気づいたことのメモ程度のことしか書いていませんでしたし、自由に書けばいいと思います。

では、どんなことに気を付けて書いていたか?
私なりに注意していたことをシェアしたいと思います。

メモすること

基本
・日付
・質問内容
 ついでに、相談の背景や状況なども書いておく。あとタロットカードを引いた目的、なんかをメモしておくと、後から「ああ、そういえばそのときってこんな感じだったんだ」と振り返れる。
・カード名と、その意味
 例えば、「女帝」:豊かさ・創造性とか

チェックポイント

①インスピレーションの元

「何から何というイメージが浮かんだか?」
インスピレーションの元がわかってないと、次のリーディングの時も結びつけて考えることができません。

例えば
・・◯から◻︎のイメージ浮かんだ。
・ワンドナイトの棒から、情熱やエネルギーの強さを感じる。
・ソード2の背景の打ち寄せる海から、規則性を感じる。
・コイン9逆。背景の空の色合いから、一時的な美しさを感じる。
・世界の宇宙空間から、無限の可能性を感じる。

など。これウェイト版より他のタイプの方が、デザインも現代的で豊かなイメージが湧くかもしれませんね。
慣れてきたら、細かい部分まで分析してみましょう。細かい所まで精神を行き渡してリーディングできると思います。


②大まかな全体像を見る

「引いたカードの絵や数字、スートなどに着目する。」
どのカードが多いか、少ないか。
例えば、恋愛問題の質問でペンタクルが多く出ていたとしたら、問題は金銭にあるかもしれないと考えたり。
数字の9がやたら出るなら、その問題は完成されてある、というメッセージかもしれない、と考えたり。
全部正位置なら、この問題は順調に進んでいくだろう、と見るとか。
俯瞰的に見れますね。
全部逆位置…とかの場合は、自分の精神面が乱れている可能性があるから、仕切り直して、もう一度占い直してみた、とか。記録をつける事によって、自分を客観的に見られ、自分で気づけなかった精神面の状況なども見えてくるかもしれません。

③パターンを見つける

過去の引いたカードや捉えたメッセージを見返すと、特定のパターンが見えてくることがあります。同じカードや似たようなメッセージが繰り返し出てくる場合、何か新しい発見がありかもしれません。これは記録をつけてないと気付けない事です。

④結果の振り返り

「鑑定の結果、実際にお客様からどういう反応があったか」
はずれてたっぽかったら、本来ならどう解釈するべきだったか、ちゃんと考えておくこと。実際の結果と正解と思われる記録をすり合わせ、次の鑑定に活かせるようにしよう。
会話や反応も軽くメモし、次にどう対応するか、反省点や気づきをまとめて、次回のカウンセリングで使えるように整理しておこう。変えるべき点も明確にさせ、次の鑑定に活かせるようにしよう。

以上が、鑑定をもとにしたリーディングノートのつけ方でした。
他にもリーディングノートにつける物事はあると思います。次はそれをシェアします。

読書録

リーディングノートには、自分が占った鑑定結果だけ記すのでしょうか?

普段から本を読んだりYouTubeを見たりして、気になる箇所や感動した箇所があったら、メモをとる。インスピレーションを感じたらその内容をメモにとる。

その言葉やアイディアが自分にどのような影響を与えたか、自分の言葉で感想やコメントをつけてみる。
そして、それを、タロットカードと結びつけてみる

意外と全く違うジャンルのものが結びついたり参考になったりするかもしれません。

書き出す→選ぶ→磨く

キーワードをとにかく書き出す
最初にカードから想起されるキーワードをただ書き出していきます。できるだけ多くの言葉を思いつくようにします。
感謝、頑張る、信じる、夢、成長、勇気など、ポジティブで心を温かくするような言葉を思いつく限り書き留めましょう。

ネガティブな言葉や疑問に思った言葉も書き出してみると、より深くタロットと向き合えるかもしれません。例えば、不安、矛盾、疑惑とか。

選ぶ
選ぶ段階では、お客様の視点を大事にして、キーワードを絞り込んでいきます。
お客様の心に寄り添うような言葉や、心に響くキーワードを選び出してみましょう。お客様の感情や状況に合った言葉を選ぶことが大切です。

あと選ぶときには、なぜその言葉を選んだのか、その言葉が自分にどんな影響を与えたのか、自分の言葉で説明できるようにしといた方が後々良いでしょう。

磨く
そして、選んだキーワードを使って新しいメッセージを作り上げます。キーワードをお客様にとってわかりやすく、印象深いものにするために、言葉のニュアンスや表現を磨いていきます。言葉の使い方や表現を工夫し、受け手がわかりやすく、印象に残るメッセージに仕上げます。

この磨く作業では、具体的なイメージや自分の経験を取り入れ、シンプルで親しみやすい表現を心掛けます。具体的なイメージを使うと、お客様がより感情移入しやすくなると思います。
例えば、身近なシチュエーションなど、具体的な言葉にした方が印象に残り伝わりやすいんじゃないでしょうか。
あと自分自身の体験や感情を取り入れると、言葉により深みが出るんじゃないでしょうか。言葉に感情や共感を込めることで、より深い印象を与えることができると思います。

でも基本はお客様視点なので、お客様の心に寄り添うような言葉を選びましょう。キーワードの選定と磨く作業を通じて、お客様が感動し、元気を取り戻させるような言葉を生み出せるよう目指しましょう!

でも磨く作業ばかり頑張っても内容が薄くなります。あんまり心に響かなかったり。だからキーワードを沢山出して、多様な視点から選んで、内容を確かなものにすることが大切です。

【奥義~関連付~】

『シンクロニシティは必然で起こせる』

あなたはタロット占いを対面で受けた事がありますか?ないなら今すぐ受けてみた方がいいです。できれば人気の占い師を。できれば1回ではなく何度も。
そのたびに思うはずです。「え?なんで当たっちゃうんだろう!不思議!そう、私もそう思ってて〜」繰り広げられるのは、まさに、偶然の一致!シンクロニシティ。何でこんなに、、、だろう。私にもこんな展開出せるかな…いや、そんな力ないし。

確かに実際何か持ってる人もいるのですが、この人達はただ関連付が上手いんです!
カードには様々な意味が隠された“シンボル”があるのはご存知ですよね?当たる人は相談者の些細な情報も見逃さず拾ってます。

でも、そんなの思いつかないし、そこまでするの面倒くさい…と普通の人なら思ってしまうかもしれません。

でも、全く関連なさそうな事でも、共通点を探してみる。
関連づけて考え、関係性を増やしていく。
脳トレとかにもありますよね?一見関連性の無さそうなものから共通点を見つけるエクササイズです。そんなカンジでやってみたら、何となくいろんなものが関連づいてくると思います。

まとめ

関連付でシンクロニシティを生む

これは占いです。目に見えない魔法の世界です。いつの時代も人々に求められる巨大なエンタメです。
自分の判断に自信が持てなくなったら「この世界に、偶然の出来事は1つもない」という真実を思い出してください。どの言葉にも必ずそれなりの意味があります。


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