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インド占星術と西洋占星術の違い-1

よく、「インド占星術ってめずらしいですね」

と言われます。

一般的には「占星術」といえば、雑誌のうしろのほうに載っている「西洋占星術」を思い浮かべると思います。

もともとの起源は紀元前のバビロニア(現在の中東あたり)なのですが、数千年かけてイギリスなどヨーロッパに伝播する過程とインドや中国などアジアに伝播する過程で、いろいろ変わっていったようです。

同じように1〜12室のハウスや星座を使いますが、一番大きな違いはハウスの位置なのではと思います。

計算してカレンダーを作っても少しずつズレが生じて、閏年で調整したりしますよね。

ホロスコープも同じで、数千年の間にズレが生じているのですが、インド占星術はサイデリアル方式という現在の惑星の位置を基準にした配置にしているので、空を見上げた時の実際の配置と同じです。

西洋占星術はトロピカル方式なので、そこから約24度ほど、ずれます。

それで、西洋では太陽が山羊座にあるのに、インドだとまだ一つ前に射手座にある、なんてことが多いです。

☺︎ゆき
#星と光

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