モカがいないはじめての朝

昨日の夜、モカが亡くなりました。


3連休の初日。
モカが息苦しそうで、この1週間モカも私もほとんど寝てなくて、
私は午後3時まで二度寝しました。
そのあとも布団で横になって過ごし、5時半になって夕飯作らなきゃって
立ち上がる頃、モカが私の肩に顎を乗せてきた。

モカごめんね、夕飯作らなきゃ。って言いながら、10分〜15分モカを肩に
感じながら、頭撫でたり、耳元で囁いたりして過ごしました。

モカごめんね。そう言って今度は布団にモカを残して私はキッチンへ。
モカはまた私のあとを追ってリビングのこたつ布団の上に丸まってました。

モカの隣に次男がいつものように座ってこたつでごはん食べて、
ダイニングテーブルで母とお嬢と私でごはん食べて。
食べ終わった時に何気なくモカ見たら動いてなくて、近寄って見ても息して
なくて。
『モカ死んじゃった』そう言う私の声聞いて、食事のあともリビングに残ってた
子ども達が周りに集まってきたけど、『何言ってるのこの人』って思ってたって
あとから言われました。
あれだけ人が同じ空間にいたのに、モカがいつ死んだのか誰も気がつかなかった。
隣でご飯食べてた次男すら。

私が気づいた時はまだ温かかった。だから私がモカ死んじゃったって言っても、
実際にモカに触っても、誰も状況を受け入れられなかった。だってみんな同じ
空間でごはん食べていたんだもの。
息止まってたけど、みんながモカって呼んで、揺すってたのは分かったかも
しれないと、何となく確信の様なものがある。

モカはみんな気配を感じるために、自分の足でリビングまで歩いてきました。
いつもの場所で、次男の隣で、みんなのいる空間で眠るように亡くなりました。

今年はあんまり使わなかったベットにモカを移して、ベットごと私の布団の上に
置いて、昨日は一緒に寝ました。
夜の7時半に気づいて、2時半までみんなで泣いて、みんなで撫でて。

私が朝起きても、モカは起きてきませんでした。

今日これから電話して、子ども達と一緒に火葬してこようと思ってます。
1週間くらい前に納車されたばかりの長男の車にはじめて乗るのがモカと一緒
とは思わなかった。モカが来た時小2だった長男が車運転して連れて行って
くれるってよ。

私は泣きすぎて亀になってる、って次男が言ってました。
そう言った次男も目が赤かった。バイトから戻った長男も泣いてました。

モカ用の缶詰、48缶取り寄せたのどうしてくれるのよ、モカ。
結局、購入した酸素発生機は届いた日に10分しか使わなかった。
酸素室に閉じ込められるより、息苦しくってもみんなと一緒にいたかったモカ。
さいごも自分でみんなのところに歩いてきたモカらしい。
酸素室に閉じ込めなくて良かったんだよね。

最後に私と一緒に1日過ごせ、みんなで見送れるこの3連休を選んだのかも。

モカずっと寝れなかったもんね。
ゆっくり寝て良いよ。
よく頑張ったもんね。
もう痛くないよ。

いっぱい、いっぱいありがとう。

君との16年8ヶ月の日々、忘れない。
私のところに来てくれてありがとう。

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