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佐潟でリフレッシュして見ませんか?

新潟と「潟」

皆さんは、新潟の「潟」の部分についてどれくらいご存知でしょうか。私達は新潟の潟、その中でも主に佐潟についてご紹介しようと思います。はじめに、新潟市内にある潟は全部で17です。その中でラムサール条約に登録されているのは、佐潟の他に瓢湖があります。条約について簡単におさらいすると、ラムサール条約とは「国際的に重要な湿地及びそこに生息する動植物の保全を促進する」ことを目的としたものです。
佐潟の歴史の詳細なデータ・知識を詳しく知りたい方は新潟市の「潟のデジタル博物館」のサイトをおすすめします。

御手洗潟と神明社

私達は、現在の佐潟の周りを散策してきました。次に、佐潟の周りに何があるかお話します。佐潟からすぐ見える所には赤塚中学校があります。開けているので、その場所はすぐ確認できると思います。
佐潟の北には御手洗潟というもう一つの潟があります。写真に解説がありますが、この潟辺りは海の砂が運ばれてきて堆積しているのが特徴です。浜堤と呼ばれています。実際に歩いてみると本当に海の香りがします。

御手洗潟の説明

御手洗潟のすぐ北西には神明社と呼ばれる神社跡があります。現在は人の立ち入りはされていないようです。江戸時代は船江神社と呼ばれ、明治時代までその敷地は7800坪、約25700平方メートルあったそうです。東京ドームの約半分ほどの大きさと考えれば、神社としてはかなりの大きさだったことが分かります。

神明社の写真

佐潟の周り

佐潟の周りですが、近くにお店はほとんどありませんが、自販機はあります。私達は気が付かなかったのですが、佐潟公園の向かいにパン屋があるので行ってみるのもよいでしょう。

佐潟の水鳥・湿地センター

続いて佐潟の中についてお話します。佐潟に着くと右側に水鳥・湿地センターが見えます。センターには水鳥が見られるように望遠鏡が設置されていました。 肉眼で見るより遠くまで見られて良かったです。

望遠鏡の写真

私たちが訪れた時は夏だったので白鳥や水鳥がいなかったのですが、冬には白鳥と水鳥を見ることができるそうです。 思ったより近くで白鳥が飛ぶところを観れるらしいです。冬に白鳥と水鳥を見に「佐潟」へ訪問するのもいいでしょう!

オオハクチョウとコハクチョウの違い探し

そして少し体験できる空間もあるので、時間を過ごすのにぴったりです! また、佐潟には周辺に飲み物が買えるところがないので、センターで水を飲むといいです。 そしてラムサール条約に関するパンフレットなども見ることができます。

佐潟の散歩道

センターを出て左に行くと、小さな橋を渡って散歩ルートに行けます。

坂田橋

この橋から見る川の水は緑色ですが、1800年代にはこの川が全部透明だったそうです。 当時はこの川の水を飲んだり、泳いだりしたそうです。ところが1800年代以降から佐潟周辺に多くの畑ができ、化学肥料によって川の水が緑色に変わってしまったそうです。元の透明な川に戻したいですが、いろいろ難しそうです… また透明な川を見ることができたらいいですね!

橋を渡った後の遊歩道には大きな木々が生えていますが、その道を歩きながら風に当たるとそれだけでも気分が良くなります!
そしてもう少し歩いていくとピクニックするのにとても良い広場が見えてきます。 シロツメクサが可愛く育っていました。

芝生広場

ベンチに座ってもいいですし、レジャーシートを敷いてピクニックを楽しむのもいいと思います。
運が良ければ四つ葉のクローバーを見つけることもできるかもしれません!
そしてさらに歩いていくと川の上の遊歩道が見えてきます。 遊歩道を歩きながら鳥の鳴き声や虫の声を聞くことができます。

川の上の遊歩道

そしてもう少し歩いていくと小さな展望台がみえてきます。 その展望台に上がると、川をもっと広く見ることができる空間があります。 一番上には額縁のような窓があって、その窓から見る佐潟はまるで額縁の中の絵を見ているような感じがして良かったです。

小さな展望台
絵のような佐潟

夏には照りつける日差しの中で自然を満喫し、冬には雪景色と白鳥を同時に見ることができる、佐潟に足を運んでみてはいかがでしょうか?
学校から近いところにある自然でリフレッシュできる良い機会になるでしょう。

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