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【回顧】皐月賞

皆さんご無沙汰しております、Tomyです。

いやー……だいぶ長いことサボっておりました(笑)
今年初の更新です😅
久々にレース回顧をしてみようと思います。

勝ち馬はエフフォーリア。

横山武史騎手にとっては、嬉しい嬉しいG1ならびにクラシック初制覇。
レース後のガッツポーズが印象的でしたね😄

3馬身差の圧勝劇。

(*ノ゚Д゚)八(*゚Д゚*)八(゚Д゚*)ノィェーィ!

渾身のガッツポーズ‼️‼️(なぜかアッパーwww)

田辺騎手とガッチリ握手(o^-')b !

道中は好位のインで脚をじっくり溜める競馬。
直線では空いた隙間をあっという間に抜け出して圧勝といえる内容でしたね~。

今年のペースは、それなりには流れました。
ところが、武史騎手はレース後のインタビューで

「思ったより流れなかったので」

と口にしています。
実際には「後傾0.1秒」ですから、確かに速くはないです。
ただし、前走の共同通信杯に比べれば、全然速い流れ。
例えば6着のデムーロ騎手は
「流れが少し速くて…」とコメントしています。
映像を見ると、3コーナーから既に押していました。
しかし、エフフォーリアの背中に居た武史騎手の感覚としてはそう速く感じなかった。
要は「いかに馬に余力があったか」ということだと思います。
荒れていた内側の馬場をものともせず直線は完全に独壇場だったエフフォーリア。
ダービーでどんな走りをしてくれるか今から楽しみですね。

2着 タイトルホルダー

流れに乗って2番手での競馬。
向こう正面でちょっと出入りが激しくなりましたがよく辛抱して最後まで踏ん張りましたね。
田辺騎手は逃げようとしたそうですが、番手からでもやれる馬。
ペース的には決して楽ではなかったと思いますが、この馬の持ち味は存分に発揮した良い内容でした。
ダービーで逆転があるかと言われると………ですが上位進出は十分に可能ではないかと思います。
相手なりに走れますので、舞台が東京に変わっても戦法を変えることなく大崩れはないでしょうね。
恐らく、タイプ的にエポカドーロに似た印象をお持ちの方も多いでしょう。そう思います。

3着 ステラヴェローチェ

吉田隼人騎手は「少し噛むところがあった」と口にしていましたが、「ダービーを見据えたうえで良い競馬が出来た」とも言っています。
4着以下の馬たちが、馬場の良い外側に進路を求めるなか、この馬だけが荒れた内側を突く競馬。
まさにバゴ産駒らしいパワーを活かして最後までよく伸びていました。
道中の位置取りの差もあって3着止まりでしたが、ダービーでも出番はあっていいかなと思います。

4着 アドマイヤハダル

思ったより頑張った。というのが率直な感想です。
走法的に見ても、血統的に見ても、明らかにキレイな良馬場が向く馬だと思っていましたし、1枠になった時点で万事休すではないかと…。実際、馬場の影響は多少なりともあったハズです。
しかしながら、直線で外に持ち出すとジリジリとですが伸びてはいましたので、あらためて力をつけているなぁ、という印象を持ちました。
権利獲りは出来ましたので、ダービーでの巻き返しには注意しなければいけませんね。特にパンパンの良馬場であればなおさらに。

5着 ヨーホーレイク

やはり後ろからの競馬になってしまいましたが、最後までよく脚を使っています。上がり最速をマークしているのはこの馬です。
馬場も苦にすることなく、自分の力は出せています。
直線入り口で挟まれるようなところはありましたが、脚性鈍らず頑張ったと思います。
ただ、戦前想像したとおりレースを作れないぶん、5着止まりになってしまった、という感じでしょうか。
馬場不問なのがこの馬の武器でもありますが、パンパンの良馬場の経験がありませんので、次のダービーでどれだけ脚を使えるかを見てみたいですね。
引き続き、注文はつくタイプですがチャンスはあるでしょう。

6着 グラティアス

キャリア2戦ですし、速い流れの経験も無ければ、埒を頼らない競馬も初めて。そのなかでもよく頑張れたんじゃないでしょうか?
3コーナーで既に追い出していましたし、ペース的には忙かったと思いますが、止まることなくジリジリと来てはいます。
勿体無かったのが直線入り口ですね。内容は悪くなかったです。

アドマイヤハダルが、外に持ち出そうとした際に、軽く接触。
真っ先に影響を受けたのはダノンザキッド。次にヨーホーレイク→アサマノイタズラ→グラティアスの順に波及。


特に一番外に居たグラティアスは、遠心力で外に吹っ飛ばされてしまいましたね。
(折り合いに苦労していたダノンザキッドとアサマノイタズラは留目を刺されたかのようにここで撃沈していきました。)

4着のアドマイヤハダル~7着のディープモンスターあたりまで、内を走った馬から順に入線していますので、内容としてはこの4頭にはそこまで差はなかったのではないかと思います。
付け加えていえば、3着のステラヴェローチェは内を選択していましたので、これも含めて5頭……いやタイトルホルダーまで入れれば6頭は差はなかったかもしれません。
勝負どころの展開と馬場ひとつで入れ替わるレベルかなと。

さて、もうあと何頭か回顧を続けますね。

9着 ヴィクティファルス

それなりに人気になっていましたが結果はパッとせず。
直線では手前をなかなか替えられませんでしたね。
進路をカットされはしましたが、そこはあまり関係なかったかなと。
正直、追い切りの動きが前走より劣ると感じましたし、疲れが残っていた可能性もあるような気もします。
道悪といえば、ブログにも書きましたが弥生賞組が皐月賞で1頭好走できない年は、弥生賞が道悪だった年です。
それと同じことが、今年のスプリングS組に起きてしまったかもしれません。ダメージが無かったとしても、レースの流れそのものがまるっきり参考にならなくなってしまうんですよね、道悪のトライアルだと。ダービーでどこまで巻き返せるかなぁ…。

13着 ラーゴム

道中の感じは悪くなかったと思います。
3コーナーまでは手応えも良かったです。
しかし、4コーナーで急に手応えが無くなってしまったかのようなかたちに。
見た目には、そこまで折り合いがついていなかったようには見えませんでしたので、敗因は…ちょっと掴みづらいですね。
初めての中山…いや、それにしても味気なかったかな。

15着 ダノンザキッド

レース前の時点で、いつも以上に焦れ込みがキツくて発汗も多かったです。
いざレースが始まってからは、外からアサマノイタズラやレッドベルオーブに擦られて余計に自分を見失ってしまいました。
そんな中でも、エフフォーリアをマークしてあくまで勝ちに行く競馬をした川田騎手はさすがですが、直線では馬に余力は残されていませんでしたね。残念です。
精神面の課題が、更に浮き彫りになってしまいましたが、距離が延びるダービーで落ち着いて走れるかどうか…。
自分を見失うことがなければ、巻き返しは可能だと思いますが、こればっかりは、レース当日にならないと分からないことですからねぇ。

16着 アサマノイタズラ

G1初騎乗だった嶋田騎手にとっては苦い思い出となってしまいましたね…。
意外と折り合いに苦労してしまい、制御が難しかったですね。
追い切りでも集中力を欠いていた印象があったので心配していましたが、思ったより引っ掛かってしまったなと。馬の若さが出ました。

総評としては

エフフォーリアが強かったしダービーでも最有力
・6着あたりまではダービーで巻き返す可能性有

・ダノンザキッドは自分を見失わなければ

こんなところでしょうかね。
あとは京都新聞杯(今年は阪神)、青葉賞、プリンシパルS、そして毎日杯からの直行組から食い込みがあるのか、無いのか。
まだ1カ月半ほど時間はありますので、じっくりと考えましょう。

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