Chapter 7 適応組織のリーダーシップ(予告編)
ここでは、リーダーとしてOODAループをどのように活用し、変革への適応組織を実現していくのか、具体的にご説明します。
みなさんご存知のように、元々は米空軍戦闘機パイロットのジョン・ボイド空軍大佐が提唱したものです。
その本質を古典にまでさかのぼって、しっかり見極め、さらに昇華させて、司令部組織から現場のオペレーションレベルにまで反映しているのは、おそらく米海軍でしょう。
今後、このシリーズでは、米海軍ドクトリンの中の「指揮・統制」の見地から、冷徹な目でOODAループを基準にした情勢判断と意思決定について説明します。
これを知って実践できるリーダーは、知らないでいるリーダーとは格が違います。
何が違うって?
それは、世間が大好きな「情勢判断力」、「決断力」。他にもいろいろと、学校や会社が大好きな「なんとか力」とか。
そんなことよりも、OODAループを身につけたリーダーとして、ご自分で、目の前の組織を見てください。
きっと、「最難関リーダーシップ」で有名なハーバード大学ケネディスクールのロナルド・A・ハイフェッツ博士のリーダーシップ論の真の理解と定着も格段に違うことでしょう。
どうぞお楽しみに🎵
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