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「大航海時代」という遥かなる憧れ

この画像は、ビクトリア号。人類史上、初めて世界一周の航海を成し遂げたマゼラン率いる船団の中で、ただ一隻マゼラン亡き後、デ・エルカノらによってスペインに帰りついた帆船である。


イラストは、南アメリカの海峡を通過しているところだろうか。
おそらく想像を絶するような航海だっただろうが、なぜだかとてもロマンを掻き立てられる。

昔、21フィートの小さなヨットで友人と航海したことがある。
途中、恐怖を感じるようなストームに出くわしたこともあったが、夜の海に輝く夜光虫や灯台の灯は、うっとりするほどきれいなものだった。

時に大航海時代に帆船に乗り込み、航海をした男たちは、どのような想いだったろうかと夢想することがある。
遥かなる憧れなのである。

南半球に入って見上げる「南十字星」。どんなに印象的だろうか。

元々長崎市という近代都市の礎を築いたのは、ポルトガル人たちとキリシタンたちであった。
そんな長崎にあった「オランダ村」は、「大航海」をテーマにしたテーマ・パークで大好きな場所であった、何よりロマンがあった。


オランダ村にて母と。
オランダ村のシンボルであった帆船「プリンス・ウィレム」。その後、佐世保に移されてからオランダ村は急激に魅力を失った。



ハウステンボス内の展示。英蘭海戦のジオラマ。


オランダ村の帆船や「大航海体験館」などは、ハウステンボスに移され、帆船を使ったショーなどは好評であった。
しかし、その後帆船はオランダに移され、大航海体験館なども閉館。
急激に「大航海時代」のコンセプトを失い、客離れが始まってしまった。
その後、HISが再建を図ったが、客層は完全に地元民ではなく、中国からの海外旅行者となった。この頃から、うちの家族はハウステンボスには足が向かなくなってしまった。

帆船が係留され、港町らしい灯りがともるホウステンボス。この頃は、とっても魅力に溢れていたのだが・・・。

ディズニー・シーの一角にある中世の街と帆船の風景。
とってもロマンを感じられる場所で、大好きな場所である。


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