遺伝子を「ON」にするために
村上 和雄 氏の「生命の暗号」を読みました。
4章からなる構成でしたが、面白かったのは第1章のみで、2章以降は、同じことの繰り返し、著者の「やや自画自賛な繰り返しと専門的な内容」で、いい加減うんざりして、途中で読み飛ばしました。
従って、本としては、まったくお薦めはしませんが、1章の内容については、随分と興味を惹かれました。
この書のロジックの根幹であろうという部分を引用してみます。
では、2章以下に、その「前向きに考え、イキイキ、ワクワク」する為の具体的な内容や方策が記載されているのか?と大いに期待したのですが、結局博士自身の「やや自画自賛な繰り返しと専門的な内容」が、角度を変えながら何度も何度も同じことが繰り返されるだけでした。
ひじょうに肩透かしを喰った形で苦々しい読後感だったのですが、実は第1章を読み終えた頃、朝うとうとしている時に、「具体的に、どういう行動、心がけをすればいいか!」という内容について頭に浮かんできましたので、以下箇条書きに紹介したいと思います。
*好奇心を持ってトライする
普段気になっていることを、「まぁいいか」や「いつかね!」ではなく、すぐやる。試してみる。ともかく第一歩を踏み出す。
*直感を信じる
目先の損得、利益率、多数がやるから、流行りなどでは無く、自分の直感をしんじて行動・態度を決める。
*ワクワクを大事にする
「自分はどんなことにワクワクするか?」を考え、大事にし、生活の中に入れていく。トライする。
*不快なものと決別する。
不快なものの代表、「人間関係」「車の運転中」「レジの列の中」「職場の上司」などイライラする対象に真っ向から対抗しようとしたり、逃げ出したり、やり返そうとしたり、無視しようとするのではなく、「心の中では、No deal(信用・を信頼を築こうとする取り引きをやめる)」とし、「自分はそういう態度・言動が非常に嫌でイライラするから、自分は絶対他人にはしない!」と決心する。
*その日、気になっていることを紙に書きだし、すぐに取り掛かる。
*「失敗」に対し、「良い未来を想像する」を習慣にする。
一見、失敗、悲劇に思えることも、いつか意味があることとして、良い未来に繋がるのだと考える習慣をつける。
*5年日記をつける
10年日記でもよいが、そんなものはおそらく無いであろうから、5年日記をつける。
そうすると、1年前、2年前~4年前が、いかに心境が今と違っているかが判り、先のことをあまり憂うようなことをしてもしょうがないことが実感できる。
*コツコツを楽しむ
日記でもブログでも、俳句でも盆栽でも小説でも絵画でも何でもよい。
登山と一緒で、いつか振り返ってみると、「こんなに登ってきたのか!」と単純に感動できる。
※「チップ」は有難く拝受させて頂きます。もし、この記事が多少でも役に立った、或いは「よかったので、多少でもお心づけを」と思われましたら、どうぞよろしくお願いいたします。贈って頂いたお金は1円たりとも無駄にせず大切に使わせて頂きます。