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私が対州馬を絶滅から救いたいと思う理由  その67

仕事帰りに給餌時間まで時間をつぶしたイオンモール


長崎市の東部や南部、諫早市方面に仕事へ行く時は、夕飼い(夕方の給餌)のために、オーツ。ヘイやフスマ、練習の時のリンゴなどをトラックに積んでいきます。

その時、忘れ物をしないようにメモに書いて電話のそばに貼っていたのですが、それは今でもまだ残っており、そのメモにはこう残っています。

『 草(オーツ・ヘイ) 2袋
   リンゴ 2個 
   (1個は4分の1にカットし、皮をむいたもの。曳き馬練習時の途中の褒美)
   バナナ 1本 
   (曳き馬練習時の最後の褒美)
   
   ジャム 
   (ハミを進んで咥える癖をつける為にハミにリンゴ・ジャムをつけておき、ラップでくるんでおく)
   
   ニンジン 3本 
   (簡単に皮をそいでおき、食べやすいようにカットしておく。フスマを水で溶いたものに加えるようにフスマの中に入れておき、食べる直前に水を加えて与える)
   
   ポリタン 1個 
   (20ℓ容量のポリタンク。夏場は現地に備蓄してある水を使いますが、厳冬期は馬体にさわるので、給湯器から出る最高温度50℃のお湯を入れて持ってきます。タンクは輸送用の分厚い布でくるんでおきますが、それでも冬場の夕方にはぬるま湯になってしまいます)
   
   タンク 2個 
   (これは冬場のみのことです。最初の放牧地は厳冬期に氷点下にまで気温が下がるので、飲ませる水を温めるために90度前後の熱湯を入れて与える直前にポリタンクの水に混ぜていました。それでも、お湯はすぐに冷えてしまいましたが。また、水温が少しでも高い方が消化を促進させるという意味もあります。)
   
仕事が終わった後、まだ夕飼いには時間が早い時、東長崎という長崎市東部にあるイオン・スーパーで時間をつぶしました。

立体駐車場もゆとりがあるし、店内にはお年寄りの方が多いためか、ソファ等腰を下ろせる椅子がたくさん置いてあったので、休むには都合がよかったのです。

一か所にずっと座っているのも何か気になるので、短時間ずつ場所を移動しながらけっこうこの場所で過ごしました。

今でもこのイオンモールに行くと、その時のことを鮮やかに思い出します。
私にとって「鎮魂と大切な日々の記憶」を刻み込んだ特別な場所です。

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