なぜアニメのヒロインやイラストの女の子は全て目がクリックリ!?　～とっても違和感のある私は、HSPだから？

アニメ、私も大好きです。「あの日見た花の名前を～」とか「打ち上げ花火 下から～」とか。漫画では「銀の匙」とか。他にも。

みんなヒロインは目がおっきくて可愛い女の子ばかりですね。

それはそれでいいのです。

でも、イラストを描く端くれとして、ふと思ってしまうのです。

「メイン・キャラクターの女の子が、こんなグリングリンのおっきな目の女の子ばかりだったら、女性の価値は目の大きさで決まるのか！」と傷つく子どもも、いるのではないか」と。

考えすぎならいいんです。やっぱり私がHSPだからと。

しかし、自分の娘も含め、女の子は3歳ぐらいからもう女性らしさを意識し始めますね。

女の子のキャラクターやディズニーのプリンセスに憧れ、おもちゃ屋で売っているそのキャラクターのコスチュームをねだります。

やがて、学齢期になると、自分の容姿を意識し、他人やキャラクターと比較するようになります。

身の回りは、絵本の中からアニメの中まで、目がやたら大きく派手なキャラクターで溢れています。

おまけに3次元のアイドル・グループや雑誌に載るモデルたちも、版で押したような派手な顔だちばかりです。

そして、それとは逆の範疇に入る顔、また肥満だったりする容姿の女性は、お笑い芸人や脇役となっているケースが非常に多いです。

私は古い人間ですから、そういうのがすごく気になります。

「地味な顔立ち」をしている子が、あまりにも身の周りのヒロインと違うことに気づき、何かを悟る･･･そういうことを考えると暗澹とした気持ちになるのです。

しかし、大人ならばあくまでアニメや漫画の中のヒロインは、ヒロインであって現実ではないと判っています。

私は昔、軍艦島クルーズのガイドとして、全国からやってくる大勢のゲストを相手にして喋っていました。

その中には、何人かとても魅力的な女性もおられました。今、振り返ってみると、印象的な魅力的を持つ女性は、いわゆる「一重まぶた」の切れ長の目をした女性が多かったように思います。

いえ、そもそも人の魅力というものは、外見ばかりではなくて、むしろ内面からにじみ出てくるもので、それが表情や仕草となって現れるものです。

だから、いまのような「目の中に星がキラキラしていて、吸い込まれそうな程大きなキャラ」が居てもいいのですが、それでなくてもいいのだし、顔立ちに頼らず、表情や仕草で勝負するような魅力的なキャラも出て欲しいなと思いますね。

では、お前はそういうキラキラは描かないのか？と言われそうです。

描かないの前に、描けないのですが、自分にとって惹かれる顔ってどんなだろうと思って描いてみたのが見出しの画像です。普通っぽいですか？

イメージとしては、「自分の容姿のことより何かもっと大事なことに没頭している人」みたいな感じで描きました。

もしこっちが「きれいですね」とか言ったりしたら、

「そうスか？あざっす。でも自分は全然っす」って返すような（笑）