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映画「サウンド・オブ・ミュージック」の挿入歌「すべての山に登れ」こそ、まさに教育の目的と方法を説いた名曲

自分で、しっくりいくよう、日本語歌詞をつけてみた。

「Climb every mountain すべての山に登れ」

Climb every mountain,  すべての山に 登りなさい
Search high and low.  高きも低きも たずねなさい
Follow every by-way,  知りうるすべての脇道や小道を
Every path you know.  たどりなさい

Climb every mountain,  すべての山に登りなさい
Ford every stream.  すべての流れを渡りなさい
Follow every rainbow,  すべての虹(チャンス、アルゴリズム)を追いかけなさい
Till you find your dream.  自分の夢(希望、目標)を見つけ、つかみとるまで

A dream that will need,  自分の夢(希望、目標)は、他に与えうる自分の
All the love you can give.  愛(赦し、リスペクト)の全てが必要となるだろう
Every day of your life,  この世に生を受け
For as long as you live.  生きていく全ての日々において

Climb every mountain,  すべての山(問題)に登りなさい(挑みなさい)
Ford every stream.  すべての流れ(困難)を渡り(乗り越えなさい)
Follow every rainbow,  すべての虹(チャンス、アルゴリズム)を追いかけなさい
Till you find your dream.  自分の夢(希望、目標)を見つけ、つかみとるまで


映画「サウンド・オブ・ミュージック」は、ある程度の実話をベースにしたものだが、主人公マリアが修道院を出た後、トラップ家の子ども達、トラップ大佐と出会い、やがては家族になり、ナチス・ドイツの圧力から逃れて新天地を目指すというもの。

映画の中では、一度恐れをなして修道院へ舞い戻ったマリアに対して、修道院長が諭す場面と、一家が亡命する為にアルプスの国境を越えるエンディングで、「全ての山に登れ」が流される。

実際の逸話でも映画のストーリーでも、人生には困難がつきもので、「生きていくこと」そのものが、チャレンジであることは言うまでもない。

そこに1+1=2のような暗記は通用せず、ありとあらゆる「トライ&エラー」を試し続けるしかないと曲は説いている。

つまり教育が「生きていく力を育むこと」を目標とするのであるのならば、受験の為の暗記だけの日々に大切な児童・学生時代を浪費してはいけないのだ。



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