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映画「イーグル・ジャンプ」は、「人間ていいな!生きるっていいな!」と思わせてくれる作品


『イーグル・ジャンプ』(原題: Eddie the Eagle)は、2016年にアメリカ合衆国とイギリスとドイツが共同製作した伝記映画。イギリス史上初のスキージャンプオリンピック代表選手であるエディ・エドワーズの半生を描いている。デクスター・フレッチャー監督、タロン・エジャトンとヒュー・ジャックマンの主演。

日本では劇場公開されず、ビデオスルーとなった。

2022年2月13日(12日深夜)にNHK総合で放映された。

wikipedia 2022.4

私は、この英国のスキー・ジャンプ選手のことは、耳にしていた。
”記録は、まったく大したことはないのに、「オリンピックに参加して、自分なりのベストのジャンプができた!」と大喜びしたという話は、当時からとっても衝撃的だった。

一方、多くの日本選手が、銀や銅メダルを取ったのに、「金メダルが取れなかった」と言って泣いたりしている姿に、どうしても違和感を拭えなかった
内心、「参加した他の多くの選手たちに対して失礼だろ」と思っていた。

私たちが幼い頃にはまだ、「オリンピックは、勝つことではなく、参加することに意義がある」というオリンピック精神を表したクーベルタンの言葉が生きていた。
しかし、今はそんなことを述べるメディアも人も全くなく、オリンピック開催中にはメダル数のことだけをしつこく言う。

映画「イーグル・ジャンプ」はwikiにあるように、実在の選手を基にした作品であり、そういった「胸の中にあるモヤモヤ」を吹き飛ばし、オリンピックについてもう一度、見方を換えさせてくれるばかりではなく、「人間ていい!生きるってすばらしい!」と思わせてくれる名作なのです。

日本では劇場公開すらされず、知名度は低いのですが、アマゾン・プライムやyou tube で300円前後で観れるので、ぜひ見てほしいと思います。

私はFace book 上で、「山の無い国、ハンガリーで初めてワールドカップ・ポイント獲得者となった、Virag Voros という若い選手を応援していたのですが、彼女もまた素晴らしいmind setterでした。彼女は試合中の大怪我により選手生活を断念したのですが、今は新しい彼女自身の人生を歩んでいるはずです。




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