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私が対州馬を絶滅から救いたいと思う理由  その70

「楽しそうですね!手伝ってもいいですか?」と近寄ってくる人はいない。もしそう言われても、ほいほいとは手伝わせませんけど。

大概、馬のところにやってくるのは、「大変ですね」としか言わない。
そういう連中に、「いや何を言ってるんだ、馬好きにとって馬といることほど幸せなことはないんだ!」と言ってみても、どうせわかりっこないので、適当にあしらうか、「今、作業中なので」と言って放っておく。

そういう連中は、一体何の目的で声を掛けてくるかと思う。


やってくる人で、もっとも嬉しいケースは、お婆さんが幼い孫の手を引いて、わざわざ歩いて見に来てくれること。
きっとうちに帰ってから、母親に「おんまさんば、見た!」などと話すだろうと想像すると、こちらまで幸せな気分になる。
そして、お婆ちゃんと馬を見たことをずっと覚えていて欲しいと願う。

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江島 達也/対州屋
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