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仕事日記より  (2010年09月05日)

夜更け、買い出しに近所の小さなスーパーへ。

幼児を連れ、ベビーカーを押した若いお母さんがおり、買い物をしていました。レジを済ませ、遅い時間なので、車で帰るのかと思っていたら、そのまま歩いて帰ってゆきます。
子どもは何か買ってもらったのか、おかしのようなものをうれしそうににぎっておりました。

かなり暗い夜道を三人の影が遠ざかってゆき・・・それはとてもシアワセな影に見えました。と同時に、何かとても大事なものを見たような気がしました。

そして、ふと思いました。・・・「こういった人達にこそ見て欲しい絵を自分は描きたいのだ」と。
今は少しだけ違った方向を見ていたような気がして・・・。
と、言うか、今毎日のように会っているツアーのお客さん達とこの親子さんとは、何か違うような気がして・・・・。

自分の目指すべき方向を再確認させてもらった夜でした・・・・・。


北海道・ふるさと銀河線で機関士をしていたという祖父とお孫さんの為に描かせて頂いた作品


※ツアー:軍艦島ツアー・ガイドをしていた時のこと

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