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中学校美術教育について考える ① 中学生に美術教育は必要なのか?

昨日ラジオを聴いていると、「中学生になって一番嫌いになる教科のナンバーワンは美術である」と流れた。
・・・・納得である。

私自身が中学美術教師だったが、その点については実に無惨な?記憶ばかりである。

まず、である。
私は、群馬大学教育学部の美術科へ入学したが、特別「美術教員になりたい」と思ったわけではなかった。

私が当時在籍していた長崎県立長崎北陽台高校は、当時週刊誌の記事になるほどの「超進学校(内容はともかく結果だけは)」であり、成績の悪い者は人間じゃないみたいな扱いだったので、私のような美術をやる者は、鼻っから相手にされていなかった。

進路を決めたのも、筆記が振るわなかったので、実技の配点が全国で唯一高かった同大学を選んだというだけのことであった。
教師という職業についても、何となく「先生っていいかな」ぐらいのもんだった。

なにせ、自分の適性などまったくはかる術も無かったし、理系の大学などは競争に勝てるはずもなかったので。(つづく)




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