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ニーチェの言葉より② 自分の評判など気にするな

『 

誰だって、他人から自分がどう思われているか知りたいものだ。

よく思われていたいし、少しは立派だと思われたいものだし、大切な部類の人間に入れて欲しいものだ。

だからといって、自分への評価を気にするばかりに、聞き耳を立てるのはよくない。

なぜなら、人間と言うのは間違った評価をされるのが普通のことだからだ。

自分が思うように、自分が望むように評価してくれることなんかほとんどない。

そういうのとは全然違う評価をされているのが全くふつうだからだ。

だから、腹を立てないためには、自分の評判や評価など気にしてはいけない。

他人がどう思っているかなんてことに関心を向けては絶対にいけない。

そうでないと、本当は嫌われているのに、部長だの社長だの先生だのと呼ばれることに一種の快感や安心を覚えるような人間になってしまう。

              (「人間的な、あまりに人間的な」)より


◇   ◇   ◇


現代に置き換えると「エゴサーチ」の結果と置き換えてもいいかもしれません。

SNSが、生活において非常に大きなウェイトを占める現代。

一言一言放つ「言葉」は、よりモラルやマナーが大事になりそうですねですね。

そしてそれに付随する「数」「反応」に惑わされないためには、「なんの為に、何を発信するのか」という芯をぶれないことも重要となるでしょう。



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