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私が対州馬を絶滅から救いたいと思う理由 その90

放牧地を追われる


 
ある日、突然最初の放牧地の地主から、出てくれと言われました。
 
理由は、はっきりとは覚えていません。
もしかすると、対州馬を手に入れたかったのかもしれませんが、私がそんなことをするはずもなく、可能性が無いと見切ったところで、そういう判断となったのかもしれません。

無料で借りているだけで、契約をしているわけでもないので、「わかりました」としか言いようがありませんでした。

その時の精神状態がどうだったのか、思い出せませんが、「晴天の霹靂」に遭い、頭の中は真っ白だったのだと思います。
 
ともかく、代替え地を探すしかないのですが、そんなに簡単に見つかるとは思えませんでした。

今の場所ですら、ほぼ偶然に見つかったようなものだったのですから。
「もし、見つからなかったら・・・」最悪な想像が頭の中を駆け巡りました。



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