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写真録⑨ 馬 ~ 長崎・日見峠を越える材木運びの馬

長崎市は、街の起こりとしてイエズス会のポルトガル人とカトリック信徒が「自然の要害」として築いたことでもわかるように、平坦な経路でつながっている場所がまったく無い。

自動車が普及する以前や、ガソリンが不足していた昭和20年代前半までは、写真のように、「西の箱根」と呼ばれた長崎街道の日見(ひみ)峠を、沢山の馬たちが荷車を曳いて上り下りしていたのだ。

我々長崎市民は、この馬たちの恩を忘れてはならないだろう。


今も残る「日見の七曲り」


日見トンネルは、旧トンネルとして今も現存している。




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