長崎医科大学・角尾学長らの終焉の地であった~長崎市滑石・太神宮救護所
長崎市北部に横たわる滑石(なめし)地区にある太神宮は、その名の割りにこじんまりとした神社なのですが、住人にとっては初詣など馴染みのある場所です。
これは昭和19年に鳥居脇の灯篭あたりで撮られた写真。学徒出陣する仲間を見送る記念として撮られたもののようです。この地区にとっての中心であったことが伺えます。
また滑石地区における教育の出発点が、うら寂しい畑の中のこの小さな社でした。太政官布告により明治6年、平宗小学校の仮教場が開かれ、周辺地区児童への教育が開始されました。この頃