原爆投下時、個人で医療活動を行った宮島中佐宅跡
長崎に原爆が投下された昭和20年8月9日当日、国鉄長崎本線の前線基地となった「道ノ尾駅」から約150mの場所にあたるこの場所に、予備役海軍軍医・宮島 武中佐宅がありました。(現長崎市滑石1丁目・当時は滑石郷平宗地区)
3枚目の案内板にもありますが、当時この付近一帯に開業医などはいっさい無く、宮島宅も爆風により屋根、窓などは大破していましたが、中佐は自発的にこの場所で負傷者の治療を開始しました。
しかし開業医と違って予備の薬品もなく、すべては自宅用の薬品を用いた医療活動でした