マガジンのカバー画像

長崎/人物・歴史・エトセトラ

186
運営しているクリエイター

2023年6月の記事一覧

原爆投下時、個人で医療活動を行った宮島中佐宅跡

長崎に原爆が投下された昭和20年8月9日当日、国鉄長崎本線の前線基地となった「道ノ尾駅」から約150mの場所にあたるこの場所に、予備役海軍軍医・宮島 武中佐宅がありました。(現長崎市滑石1丁目・当時は滑石郷平宗地区) 3枚目の案内板にもありますが、当時この付近一帯に開業医などはいっさい無く、宮島宅も爆風により屋根、窓などは大破していましたが、中佐は自発的にこの場所で負傷者の治療を開始しました。 しかし開業医と違って予備の薬品もなく、すべては自宅用の薬品を用いた医療活動でした

さよならJR長崎駅前高架広場

2023年5月末にて、JR長崎駅前の高架広場が、撤去の為に通行不可となった。 「もう、お前の懐かしい長崎は、無くなっていくのだよ!」と言わんばかりに、自分にとっての長崎が、姿を消していき、哀しい。