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長崎/人物・歴史・エトセトラ

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2022年6月の記事一覧

長崎市の風景 かつての路面電車軌道跡に造られた勝山市場

長崎市の風景 チリンチリンアイス

この間(R4年6月)に、中島川にアジサイを見に行った際、チリンチリンアイスが1台だけ出ていたが、1つ300円であった。 「高い!」と思いました。 私の子どもたちがまだ小学生の頃、松山の市民プールに行った際、よくチリンアイスを食べていたので、まだ12~13年くらい前のことですが、その頃は1つ100円でした。 300円は、いくら何でも高いですね。 そんなことを知らない他県からの修学旅行生たちが買っていましたが、何だかいたたまれませんでした。 チリンアイスは、代表的な薄利多売の「

長崎市の風景 中島川沿いのヤナギ

中島川沿いのヤナギ。 特に夜風に揺れるヤナギの風景は、たまらなく好きな長崎市の風景のひとつ。

長崎市の風景 中町教会と聖体行列

長崎市には、異国を想わせる場所がいくつかあるのだが、私にとって中町教会のある通りが、そのひとつ。 原爆被災時には、この辺りも写真のように壊滅的な被害を受けたが、中町教会の尖塔は、かろうじてその姿をとどめている。 長崎原爆の写真として、よく知られる写真が、下の一枚で、これも中町教会付近で撮られたもの。ちなみに、この女性の笑顔は派遣されてきた従軍カメラマン、山端 庸介による完全な「演出」であった。 その後、復興した長崎の街では、大黒恵美須市場とともに、「復興のシンボル」とも

またひとつ姿を消した故郷 ~ 大黒・恵美須市場撤去

昨年3月末をもって閉鎖された大黒・恵美須市場。その後長い間立ち入り禁止という状態が続いていましたが、平成25年になってから遂に解体・撤去されました。(元記事作成:2013年) 行政に関しては今更このトピックで云々言う気はありません。 でも、一年前の同地はこのようになっていたわけで、どちらが「長崎」の街として親しみが持てるかなぁと思ってしまいます。 まぁその論争も他に譲るとしても、下の画像にあるように、ここには長年「ヒトの暮らし」があり、雨が降れば、家族の傘が並ぶ・・という日

長崎市の風景 路面電車の車内

我々長崎市民にとって、「電車」と言えば、路面電車、或いはチンチン電車を指す。 鉄道の方は、いまだに電化されていない区間もあるので、汽車(きしゃ)と言うのだ。 電車の中の風景は、もちろん「心の故郷の風景」でもある。 幼い頃、母親と出かけたりするのは、もっぱら電車だった。 混んでいると大人しくしているが、すいている時など、たちまち態度が変わる。 幼い頃は、景色を見るために外側を向いて座るのは、当たり前だし、使っていない側の運転台に座って、運転士気分を味わうのは格別だった。 お