家族とは何か?について考えさせられる、チャップリンの「 KID 」
チャップリンについては、膨大な書籍が刊行されているようですし、多種多様なバイオグラフィーも飛び交っているようなので、そこには深くは触れず、ただ「 KID (大正10年公開)」という作品にスポットを絞ってみたいと思います。
下は「 KID 」の中のワン・シーンです。
かたく抱き合う親子の姿ですが、この2人、血のつながっている親子ではありません。
喜劇作品の設定としては、限りなく浮浪者に近いガラス職人が、ふとしたことから捨て子を拾ってしまう、というものとなっています。
しかし