残された消火栓が語るもの ~ 炭鉱跡地にて
閉山とともにその施設や土地の全てが売却され、跡形も無く消え去ってしまう「炭鉱」。
運よく取り壊しを逃れても、半世紀に近い時の流れが全てを風化させ、あるいは雑草や堆積土砂が覆い隠してしまいます。
でも、まちがいなくそこに「大勢の人の暮らし、生生き生きとしたドラマ」は存在したはずです。
その記憶を風化させない為に炭鉱跡地を探し、そして記録します。
住所も不明、地図にもない炭鉱を探す場合に、重要な決め手となる手がかりのひとつが、画像のような「消火栓」です。
これは崎戸町の山中に