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坂本道徳著「軍艦島の遺産」の中に、こういう一文があります。 『 ・・・一時、ここ(軍艦島)をライト・アップしようという計画があったらしい。しかし、私たちが求めている灯は、ライト・アップの、見せるためだけの灯ではなく、家族や家庭がともすほのかな裸電球のやさしい灯である。・・・ 』 昭和49年をもって、この島の全ての灯が消えて以来、夜間に灯がつくことはありませんし、第一夜間に上陸することすら叶いません。 もし昼間に、この景色を見たとしても、ただの「空洞」にしか見えないかもし