架空の第120回箱根駅伝を実況する①チーム紹介編

こんばんわ、スーホです。

箱根駅伝の興奮も冷めやらぬ中、20年後の箱根駅伝、第120回箱根駅伝(2044年大会)がこうなっているだろうという予想を勝手に実況していきます。ちょうど今の赤ん坊が駅伝出てる頃ですね。

前年優勝 駒澤大学 目標:優勝

2043年成績 箱根優勝 出雲3位 全日本3位

メンバー表
往路 里見律斗②ーキベット②ー高比良岳④ー吉田颯平④ー木村貴典③
復路 逆瀬川晃平④ー岩本青葉①ー石黒昂太②ー高橋陽翔③ー辻村凪采④
補欠 斎藤瑛淳④中野蓮④北川千早④樋熊湊翔②行藤陽①三井功至①

3連覇中の駒沢大は前回出走した4年生6人が卒業し前哨戦では苦戦。補欠に隠したスーパールーキー三井がどの区間に入るか注目。逆瀬川は前回自身が作った区間記録を更新し史上初の56分30秒切りを目指す。

前年2位 法政大学 目標:優勝

2043年成績 箱根2位 出雲6位 全日本優勝

メンバー表
往路 飯塚圭介④ー岡島凛太朗①ー中根碧③ー樽角健二②ー石川陽向②
復路 片山悠汰③ー大澤櫂斗②ー真利子栄吉④ー佐藤純一③ー川口俊輔②
補欠 Mキマニ④岡林勢太③蛯名春翔②宮本颯真②高橋與一郎②Bキマニ①

本格強化が実を結び上位常連となった法政大は全日本で初優勝を果たし悲願の箱根初優勝へ視界良好。高橋を中心とした強力2年生世代を軸に戦っていく。留学生のキマニ兄弟は実績の兄、勢いの弟、どちらが起用されるか?

前年3位 東洋大学 目標:優勝

2043年成績 箱根3位 出雲4位 全日本8位

メンバー表
往路 森園隼人④ー鯨岡悠吏④ー佐々木篤暉①ー石岡永眞④ーマイナ②
復路 高岡翔太④ー鬼沢晴也③ー伊藤慧人③ー山村翔平④ー濱邉大志②
補欠 遠藤潤④林楓馬④滝川絢世③秋山翔③鈴木大誠②伊藤斗夢①

史上最長の38年連続シード権を記録している東洋大学は順当なら当日変更なしと思われる超正攻法オーダーで挑む。エース鯨岡が2区で日本人初の64分台を出し、7年ぶりの優勝へ繋げるか注目。

前年4位 早稲田大学 目標:3位

2043年成績 箱根4位 出雲7位 全日本7位

メンバー表
往路 栄村翔琉②ー石田海里④ー真鳥峻佑③ー原哲太①ー中内大夢④
復路 水島陽太③ー桐谷翔太①ー中村卓英③ーロコンガ①ー大関恭吾③
補欠 大村優太④小金丸蓮③ピッカルガ③渡辺成海②松井大輝②大谷晴志①

4区で石田、5区で中内が区間賞を獲得するなど前回躍進した早大。今季も渡辺、原、中村など新戦力が次々台頭し充実のシーズン。ケニア人留学生ロコンガが故障との報道があり早稲田実業出身のイタリア人ピッカルガの初箱根出走が濃厚だ。

前年5位 了徳寺大学 目標:4位

2043年成績 箱根5位 出雲5位 全日本13位

メンバー表
往路 三笘煌③ームワニキ③ー鎗田朝陽②ー阿久津航大④ー坂田燎④
復路 水本一佐②ー常世田和希④ー島根颯生①ー木田正修③ー林結翔④
補欠 木村洋平④城間勇作④吉武蒼司④竹中陽哉②ムソニ①椎名大空翔①

前年に大学史上最高順位を更新した了徳寺大。しかし、日本人三本柱のうち加藤・六本木がエントリーから外れ残った林は10区にエントリーされる大ピンチ。10000m26分台留学生ムワニキと上尾で60分台を出したルーキー椎名を軸に何とかシード権を死守したい。

前年6位 慶応義塾大学 目標:優勝

2043年成績 箱根6位 出雲優勝 全日本2位

メンバー表
往路 藤田弾④ーイブラヒム④ー川瀬陽大②ー中竹竜也②ー龍神一晶③
復路 高木創史①ー楪建太①ー村上碧人④ー阪口樹③ー池端悠③
補欠 久保田逸樹④弘中純太④伊達将貴④森本颯太③島田神楽②グリマ①

出雲で初優勝、全日本も最後まで優勝を争う2位で終えるなど一躍優勝候補筆頭に躍り出た慶大。イブラヒム、藤田、伊達など下級生のころからチームを支えた世代が最終学年となる今年が集大成。監督もチーム状況に自信を見せ、112年ぶりの優勝へ視界良好だ。

前年7位 青山学院大学 目標:3位

2043年成績 箱根7位 出雲10位 全日本6位

メンバー表
往路 細谷皓太③ー高木翔太朗④ー石山漣①ー浅野優翔①ー吉田秀俊③
復路 小畑佑希②ー増山蒼一郎②ー吉本亮太④ー鮎澤優斗④ー加藤貴之④
補欠 和田泰輔③金子颯太③村田博亮③種市博幸②岡部青唯②加藤雄馬①

純日本人で34年連続シードを守り続ける青学。前回箱根7区で5人抜きの活躍を見せた弓井が今期は稼働できていないが、高木、増山、加藤雄などの世羅高校OBが急成長で穴埋め。6年ぶりの表彰台へ返り咲きたい。

前年8位 中央大学 目標:優勝

2043年成績 箱根8位 出雲2位 全日本4位

メンバー表
往路 石井陽翔①ー久保山晋二①ーカマウ①ー藤野正剛④ー松山律希④
復路 菅原未来④ー鷹野皐月①ー鈴木蒼真④ー岩渕健成②ー宮島聖④
補欠 岡山一護④星名要②前迫碧①家永俊作①松本日南太①斎藤将己①

5000m世代トップ10のうち7人を乱獲した「黄金世代」の力は絶大で出雲では久保山と松本、全日本では鷹野が区間賞を獲得し箱根にも計8人がエントリー。前哨戦こそ好調なものの3年生がエントリー全滅で層の薄さは目立つか?

前年9位 帝京大学 目標:6位

2043年成績 箱根9位 出雲9位 全日本予選落ち

メンバー表
往路 伊藤篤義③ー魚住涼④ー藤田功亮④ー犬飼友規④ー山田大志④
復路 吉田颯介①ー長谷部黎④ー内川愛翔①ー山根賢士④ー野村憲①
補欠 沼田一輝③長原鉉丈③神宮寺達大③藤田朔②杉岡昇②工藤礼央②

入学予定だった留学生を直前で他校に引き抜かれるアクシデントのあった帝京大だが、その穴を感じさせないほど日本人が成長している。特に帝京史上初の10000m27分30秒切りの魚住、同好会から這い上がり27分台ランナーとなった藤田が出色。指揮官にとって最後の箱根で大輪を咲かせるか。

前年10位 東京国際大学 目標:5位

2043年成績 箱根10位 出雲8位 全日本10位

メンバー表
往路 神谷理来③ー坂井奏③ーキプケモイ①ー中山隼也④ー平田匠③
復路 勢司陽希②ー森島寛史④ー倉木大和②ー高山ジェイミー馨④ー渡辺元気③
補欠 中橋一真④斎藤昌輝③飯村謙史③畑井龍之介③大西響②堀内海翔①

2年連続でシードに滑り込んでいる東京国際大。日本人学生史上初の5000m13分10秒切りを記録した神谷と全日本8区区間賞の坂井の二枚看板は他校にとって脅威。それ以外の選手が粘れれば5年ぶりの5位以内も夢ではない。

予選会1位 立教大学 目標:10位

2043年成績 箱根14位 全日本予選落ち

メンバー表
往路 宮内恭太④ー大粒来遥輝③ー早田大海③ーヤヤ②ー坪内倫太郎②
復路 熊田玲音④ー池淵康太②ー石垣悠希④ー坂巻陽亮③ー長井椋②
補欠 清田湊翔④石毛大地④弓納持陽喜④松村豊③佐藤憲蔵②徳丸慶穂①

ひと夏越えて見違えるように成長した立教大。予選会をトップで通過し、上尾ハーフでは大粒来、ヤヤ、石毛が60分台前半で爆走。山では清田が区間18位に終わった昨年のリベンジに燃えている。

予選会2位 創価大学 目標:8位

2043年成績 箱根11位 全日本15位

メンバー表
往路 藤田国広②ーマヤカ④ー池田浩輝②ー王生蒼汰②ー澤田遥③
復路 浦井貴大④ー中村聖幸③ー橋本優太③ー安斎幸吉③ー竹内斗真②
補欠 西村ジョニー④松本輝④細見一志④乗松忠①森颯真①坂倉翔二①

ここ数年シード権外での戦いが続いている創価大。予選会でチーム日本人トップだった阿部が16人から外れてしまい苦しい。しかし、走れば4年連続2区のマヤカ、10000m27分27秒を持つ王生を中心に往路で上位争いをしたい。

予選会3位 駿河台大学 目標:10位

2043年成績 箱根18位 全日本予選落ち

メンバー表
往路 亀田榛②ーキプチョゲ③ー池永笙葉④ー水上朗希②ー高塚玲③
復路 杉野憲太郎③ー岡野遥大①ー室塚伸多①ー佐野俊吾②ー窪田郁尋②
補欠 レゲセ④安藤光星④宇野隆一③中井永遠③久松銀次①五十嵐楓馬①

前年は2区でレゲセが失速し流れに乗れなかった駿河台大。2番手留学生だったキプチョゲが覚醒し予選会では1時間を切る全体トップ。亀田、中井らも往路を走れる走力がつき、目標の10位どころか大学史上最高7位の更新も狙える。

予選会4位 國學院大學 目標:8位

2043年成績 箱根13位 全日本9位

メンバー表
往路 堀口佑太①ー永森栄路②ー星野健吾④ー関根亜玖愛②ー広澤将司②
復路 高橋碧②ー木花幹太①ー佐々木陸斗③ー豆原爽③ー池澤大成③
補欠 村上一平④鈴木志月④高砂健太④西野篤哉③浦一毅②望月健吾①

前回は5年ぶりの箱根路で健闘し、暗黒時代を脱した感のある國学院大。全日本ではルーキー堀口が1区で3位、キャプテン鈴木が7区でシード権内に入るなど見せ場十分。その鈴木は5区に入ると予想され、6代目山の神誕生なるかにも注目。

予選会5位 大東文化大学 目標:優勝

2043年成績 箱根12位 全日本5位

メンバー表
往路 武田勇輝③ーキプサング②ー大原興起②ー中田勝啓④ー松野悠生④
復路 竹原七海②ー木塚周④ー斎村翔太①ー安心院陽介④ー平原隼之輔③
補欠 石田正樹④小谷陽瑠④堀井律③向山柊吾③服部謙信②ムタイ①

近年は駒澤、中央と3強を形成してきたが前回はまさかのシード落ちとなった大東大。前回2区抜擢され撃沈した安心院は復調し9区にエントリー。キプサングは前回の5区から2区に移動し正攻法で頂点に挑む。

予選会6位 東海大学 目標:10位

2043年成績 箱根予選落ち 全日本予選落ち

メンバー表
往路 川崎龍吾③ー安郷翔②ー加藤琢磨①ー大杉彬雄②ー宮田敬介④
復路 野見山昂斗②ー榊原一成②ー持田真琴③ー牧本春馬②ー田中玲②
補欠 浜村航大④松浦健人④森田翔④逆瀬川大智②松木洋悦②吉田湊①

東海ブルーが7年ぶりに箱根路に帰ってきた。エース力不足を全体の層の厚さでカバーできる布陣。逆瀬川の6区での兄弟対決(兄は駒澤)が期待されていたが6区には主力の野見山がエントリーされている。

予選会7位 芝浦工業大学 目標:10位

2043年成績 箱根15位 全日本12位

メンバー表
往路 三浦楓生④ーハッサン②ー松坂洸人④ー岡崎恵都④ー剱持悠誠①
復路 松田孝尋③ー渡辺啓輝④ー木場正臣②ー外枦保雄一②ー平松研司④
補欠 飯豊知暉④橋本権蔵③松森孝昌③福田凌大②嶋野昴①

大学史上初のシード権を狙う芝浦工大。大砲ハッサンを2区に配備し準備万端。5区は箱根町出身のルーキー剱持に託す。前回大会でイケメンすぎると話題になった渡辺は故障明けで7区に回った。

予選会8位 国士舘大学 目標:10位

2043年成績 箱根19位 全日本予選落ち

メンバー表
往路 佐々木拓海③ーチャールズ④ー杉山勇気①ー松本大悟①ー鴻山遥輝③
復路 杉田心平③ーロハス瑠夏③ー濱野健太郎④ー武藤信玄②ー藤倉一平④
補欠 深澤獅陽④渡辺蒼真④森佑④村山勝己②山口健司②伊勢山僚②

前回のメンバーが全員残る国士舘大。前回6区で4位好走した杉田は今回も6区にエントリーで56分台宣言。日本人エース佐々木は調整で27分台を出すなど絶好調だ。

予選会9位 日本大学 目標:15位

2043年成績 箱根予選落ち 全日本予選落ち

メンバー表
往路 樫木優太①ーキプチルチル①ー深山豪④ー飯田訓之④ー清水啓也②
復路 織茂雅知③ー黒井誠②ー小西憲佑④ー田中歩③ー田中弦③
補欠 正木洋司④筑田隆太郎④橋本健心②清野秀雪①松井将登①古明地陽向①

2年ぶりの箱根路で4年ぶりの15位以内を目指す日大。既に5000m12分台と10000m26分台を記録する留学生キプチルチルが主力。上尾ハーフでは樫木、清野、古明地が61分台を記録しており強力1年生に注目。

予選会10位 順天堂大学 目標:10位

2043年成績 箱根予選落ち 全日本14位

メンバー表
往路 中村千隼③ーコエチ①ー渡嘉敷琉偉③ー池田湊音①ー黒山修嗣③
復路 森田恭介④ー高宮和弥④ー小室拓実④ー小此木渚④ー広田優典④
補欠 飛騨野和幸④斎藤翔太④井出覚也③吉岡康介②磯山佑汰②中塚碧①

大学史上初の留学生コエチの貢献もあり10年ぶりに箱根に帰ってきた順大。3000m障害関東インカレ王者中村は1区、3000m障害日本インカレ王者飛弾野は補欠に回っている。那須紺の復権にこだわってきた主将広田はアンカーだ。

予選会11位 明治大学 目標:10位

2043年成績 箱根17位 全日本予選落ち

メンバー表
往路 佐伯優太①ー岩田暢宏②ー岩田篤宏②ーDキプケモイ④ー松金貴④
復路 上田俊介①ー南海翔③ー黒沢愛斗②ー池添晶樹④ー森村崇高④
補欠 Bキプケモイ④山川哲④岸田友④桜庭茂樹③岡村文誉②小林蓮①

史上最強留学生アモス・キプケモイとともに11年前の箱根を制した明大。それ以降各校が留学生を導入したことにより優位性が薄れ低迷。そのキプケモイの年の離れた双子の弟がラストイヤーなだけにいい結果を出したい。

予選会12位 日本薬科大学 目標15位

2043年成績 箱根20位 全日本予選落ち

メンバー表
往路 中山励②ーロノ②ー小原潤一②ー宮本一翔②ー市原颯太②
復路 柳町龍至④ー磯貝太一④ー村本晴馬④ー宮崎陽翔④ー松山迅④
補欠 小倉純平③野村健太③新海翼③五島柊翔③山本一颯①西根轟①

初の連続出場を成し遂げた日本薬科大。往路は全員2年生、復路は全員4年生、補欠は3年生と1年生という極端すぎるオーダーが気がかりだが、ルーキー西根は既に10000m27分台を持っており注目だ。

予選会13位 デジタルハリウッド大学 目標20位

2043年成績 箱根予選落ち 全日本予選落ち

メンバー表
往路 越替歳三①ー川口翔太③ー松田悠③ー斎藤昌秀③ー岡田陸④
復路 大倉賛治②ー木野勇人③ー赤星奎太④ー米田夢碧②ー小林勲①
補欠 松永一星④波多野大河③森津悠輝③ダニエル③上坂陸玖②大松亜蓮①

13位から19位までが1分以内に密集する激戦の予選会をくぐりぬけて最後の1枠を手にしたのは初出場を果たしたデジタルハリウッド大。岡田は学生連合でも5区を走っており今回は区間1桁を狙う。留学生ダニエルは11月に故障し起用は不透明。

地方枠 立命館大学 目標15位

2043年成績 全日本17位

メンバー表
往路 川村慧太④ー石亀竜三④ー嵯峨山丈①ー鎌田芳樹②ー山添旭③
復路 黒岩暖②ー岡本寛明④ー加藤健也②ー奥居紀明③ー雲林院勇士②
補欠 古河拓夢④林雄二③古俣允②小林碧人②井上尚幸②山本一明①

記念大会に設置される、関東地区以外で最も10000m持ちタイム上位10人の平均が良いチームに与えられる地方枠を勝ち取った立命館大学。土壇場で自己ベストを1分以上更新し地方枠獲得に貢献した川村は1区に入った。

房総駅伝優勝枠 城西大学 目標10位

2043年成績 箱根予選落ち 全日本11位

メンバー表
往路 頓宮陽平③ームッソーニ③ー小暮俊丞②ー蛭間伊織④ー才木健寿④
復路 石井樹④ー徳川大輔④ー浅間圭太④ー松岡貴司④ー大野賢剛②
補欠 赤沢達也④溝田直③関暢二②花倉蒼生①万崎カノン①牛来真人①

2033年に新設された、箱根駅伝に不出場だったチームのみで2月に開催される房総駅伝では優勝したチームに翌年の箱根駅伝出場権が与えられる。今回その権利を勝ち取ったのは城西大学だ。専修大とのアンカー勝負で驚異的なスパートを見せた頓宮は1区に入った。

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