M-1 2021 3回戦の敗退者を見て

今年のM-1は例年より厳しい感じがする。3回戦の敗退者について感想を。

・ 四千頭身

まさかここが落ちるとは、と驚いた。多少ウケていなくてもネームバリューで通しそうだが、そうはいかなかったようだ。若いながらにしてかなりの実力者である。ただ、M-1では苦戦しており、2018年のネタを越すモノが出ていない感じがする。そうは言っても超売れっ子のプレッシャーは相当なものなのに、しっかり挑戦するのは凄いの一言。また、驚きのネタを引っ提げてきてくれると思う。

・たくろう

ネタを見てもかなりウケていたので、余裕で通過だと思っていた。去年の準々決勝でもかなりウケていたが敗退しており、ここ2年はM-1と相性が良くない。今年はスタイルを変えて勝負したが、2018年から一個ずつ下がる形になってしまった。このまま埋もれてしまうコンビではないので、頑張って欲しいと思う。

・馬鹿よ貴方は

近年ではファイナリストという印象も薄れてきてしまった感じがする。準々決勝にも進めなくなくなっているし、コンビとしての活動もほぼ見なくなってしまった。ブラックなボケは非常に面白いので、解散しないで欲しい。どちらかと言うと解散が心配なコンビになってしまった。

・Aマッソ

ここも近年人気が高まっているコンビ。ただ、やるネタは非常に特殊のため、3回戦で負ける可能性もあった。他のコンビと全く違う切り口での漫才は非常に面白い。準々決勝でもみたかったが、あまりウケなかったのだろうか。

・カナメストーン

ここも落とされてしまうかと思った。去年のM-1で注目され今年は準決勝までは行くと思っていたので非常に残念。二人のキャラも立っており、TVに出れば一瞬で人気が出そうなコンビである。

・ロングロング

ラストイヤー。ジャニーズのネタが非常に面白くてファンになったのだが、残念。二人のしゃべりも非常に上手く、しゃべくり一本で勝負していたのはカッコ良かった。こういう漫才師が報われてほしいがM-1は非常に厳しい。


今年は2回戦で一度、令和ロマン、ダイヤモンドが落とされる等、有名どこでも容赦なく落とされる非常に厳しい戦いになっている。本命不在と呼ばれる今年は準々決勝も非常にハイレベルな戦いになりそうだ。

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