紙の世界に逃げたくても逃げ込めない...Obsidianにメモを残すことからはじめよう
積読していたTAKE NOTESを読み始めました。
まだ、一章の途中ですが、はじめにの部分から痒いところに手が届く感覚を覚え、連日寝る前に紅茶を飲みながら30分読書を嗜んでいます。
私は、結構感覚で物事を判断してきた人間でして、それを言葉にして伝えようとしても小手先の伝達のような状態になってしまい、今年は伝えることすらおざなりになってしまうことが多々ありました。
「どうせ伝えたって理解されないんだろう」という悪魔の囁きが聞こえるのです。
でも、伝えるってなんだろうかと思うようになってきました。
小手先でも伝わったならそれは伝わったことになるのかもしれませんし、本質を理解してその人なりの扱い方を見いだせるまでの理解を求めるのなら伝えられていないのかもしれません。
よくよく考えてみたら、本質を理解してもらおうと思って物事を伝えようとしていた私は厚かましい気がしてきたりもします。
なんで、そんな厚かましい願いを込めて伝えようとするのかと自問してみると、「似たような質問対応はめんどくさいから」という感情めいたものが湧いてきます。
めんどくさいなら、伝えなければいいじゃないか.....
本質を伝えるために
感覚を言葉にしてもうまく行かないのなら、感覚は感覚に委ねるのがいいかもしれない...!?
日常生活の中で、何を見て何を感じたかをメモに残す試みをしてみました。
本や記事を読んでいいなと思った表現をメモしてリンクを添付する
Instagramでトキメキを感じた投稿を自分のStoryへ投稿する
Podcastを聞いて深く知りたい内容に出会えたら、その時間リンクをメモする
素材を収集して自分がいつでも見返せるように下準備しておくと、アイディアが浮かんだ時にヒントとなって計画をいつもより具体的に詰めることができるようになりました。すべきことが明確なので自分一人でできそうな予感さえあります。
今までは具体的な計画を作るために会議をしたり、実行するための資料作りや研修をしたりしてきましたが、それをする必要がなくなってしまいました。
本質を伝えるために【伝えなくていい】という答えが出た瞬間ですw
本当に伝えなければならない時は、もっと大きな規模になった段階なんだと思います。その頃には【雰囲気】で気付ける情報も増えてきてるでしょうし、言語化された資料のみで伝えようと躍起になる必要もないかもしれません。
📝:雰囲気で伝わらない段階で伝えるのは辞めよう
ピントを合わす
大きなことをしようとすると、周りの大きなことを扱っている人たちに意識が行きがちですが、疲れるので辞めました。そもそも私がこれからやろうとしていることが大きなことなのかも分かっていないのに、無駄だなと。。。。
無駄だなと自覚する以前から私の中でいつもとは違う感覚が目を出しはじめました。
スマホのアプリに表示される未読件数通知に不快感
Xのタイムラインに不快感
業務時間外に表示されるSlackの通知に不快感
今まで普通だったことが不快に感じてしまい、ストレスになるようになってしまったのです。なんでかはよく分からないものの、感覚に従って、全ての通知をOFFにしたり、アプリを削除したりすることにしました。
そんなときにWinchesterさんの記事で紹介されていた記事に理由が載っていて感動しました。
自分の感覚と向き合ってせっせとメモして収集している時に、自分を干渉しようとするアプリに嫌気がさしていたんだということに気づけました。
📝:今やるべきピントに合わせて【集中できる環境】に身を置こう
紙の世界に逃げ込みたい
記事にもあるように、一層のこと紙で意識的に時間軸の手触りを感じていける環境がベストかもしれませんが、私はまだ若輩者なのでできません。
机に座る習慣がない
PCすら毎日開かない
勉強するときはPCを開いて一気にメモする
勉強した内容はブログにして思考を復習する
スマホでメモをしても一日を振り返らない
翌日のやることリストは寝る前にスマホでメモをする
スマホがあるからメモは残せるものの、記録する時間を1日の習慣として作ることはできていません。記録する時間を作れていないということは、机に座っていないということで、ノートを定期的に開いて書くには程遠い状態です。
この状態を理解せず【紙の世界に逃げ込もう】とすると、すぐ挫折するか、続いても修行のようになってしまって楽しくありません。
📝:身の程を弁えてメモツールを吟味しよう
紙の手前にObsidianがある
スマホでメモを辛うじて残すことができているのには理由があります。
Obsidianです。
アプリの立ち上がりが早い
思い立ったらすぐにメモできる
必要な機能のみを追加できる
formulaやtemplateを組み合わせてその時の自分にとって使いやすい構造が作れる
簡単に微調整ができる
思考の動線に変化があったらその都度調整していける
VSCodeに慣れてる人はUIが似てるので扱いやすい
GitHubとも繋げられる
iCloudにデータが管理されるから安心
紙の世界に逃げ込むためにはまず、Obsidianで一日の振り返り時間を作り、習慣化していくことからはじめてみようと思います。
少しずつ、時間軸を手で触れるようになっていきたいものです。。。
TAKE NOTESを読み進めながら自分の今置かれている【感覚】に馴染むObsidianを改造していきたいなと企んでいます♡
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