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ホロ子、学ぶ

先日、久しぶりにバスにのりました

ホロ子は普段、バスや電車の類が得意ではなく

何か、息が詰まるんですよね

田舎育ちなので密室に慣れてないんだと思います

加えて、交通機関特有の、にほひ

いや

かほり。

特に雨の日とか最悪ですよね

でもバスが嫌いになったのには理由がありまして

昔、用事があって普段乗らない路線のバスに乗ったんです

どうも、知的障がいをお持ちの方だと思うんですが

ホロ子の座った席が、自分の定位置だったようなんですね

ホロ子はそんなこと知る由もなく、静かに鎮座してたわけです

すると、その方は戸惑っておりまして

恐らくホロ子という存在があることで

バスの中でのルーティンが崩れてしまったんでしょうね

発狂してしまいまして

おもむろにカバンからチョコレートがガッツリかかったパンを取り出して食べ出したんですね

そして、ホロ子が座ってる席(自分の定位置)の背もたれに

指についたチョコ&唾液を擦り付けてきまして

ホロ子はそこで自分がしでかしたことの重大さに気付きまして

でも、もう遅かったので

ひたすらに汚れていく背もたれを見つめておりまして

しばらくその光景が忘れられず

夢にも出てくるくらい、ホロ子にはトラウマになってしまいました


そこからバスが苦手なわけです


教訓…郷に入っては郷に従え


次から立って乗ります。

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