イヌとの出会い

はじめての『イヌ』との出会いは、
おそらくおばあちゃん家だったと思う。

物心ついた頃から、おばあちゃん家には
常にイヌがいた。

最初のイヌとの思い出は、
拾われてきた、『バブ』という名前のオス犬のシーズー犬と『ゴン』という名前のオス犬のパグだった。

ボクは小さい頃から、イヌが大好きで、
本気でイヌになれると思っていたし、
イヌの気持ちも完全に理解していると思い込んでいたくらい…笑

多分、3才くらいの頃、まだまだ若かったシーズー犬の「バブ」と常に一緒にいたくて、
いつも追いかけ回して、抱っこしようとして、
噛まれたりしてたんだけど、それでも「バブ」が大好きだったなぁ

今、思えば「バブ」には悪いことしたな、と思うが
本当に優しいイヌだった。

たまにばあちゃん家から脱走して、
居なくなるんだけど、大きな声で「バブっ!チーズあるよーっ!」と叫ぶと全速力で、白いモフモフが走ってくるのは、物凄く可愛かったし、驚きだった!

今思えばこれは非常に危ないんだけど。。

チーズが大好きだった、「バブ」は、その言葉が
聞こえてくると、どこからともなく現れた。

物心ついた時にいたもう1頭の犬のパグの「ゴン」は、
いつもばあちゃん家に行ったとき、
「ぜーぜーぜーぜー」言っていた。

いつもベロを出していた。

本当に可愛くて、おでこのシワのとこを
撫でるのが大好きだった。

夏になったとき、
暑さで熱中症になりかけた「ゴン」を見て
ボクは迷わず冷水を全身にホースでかけて、
大きなタライみたいなのに水をためて、
ゴンをそのなかに入れてあげたとき、

みるみるうちにベロの色が正常に戻ってきて、
元気になったのを覚えている。

買い物から帰ってきた、おばあちゃんが
必死に「ゴン」を冷やしてるボクを見て、
「助けてくれて、ありがとう。」って言ってくれたことは、何だか子供ながら、誇らしく嬉しかった。

のちに、ばあちゃん家には、ゴールデンレトリバーの「ルビー」ミニチュアダックスフンドの「マロン」チワワの「メロン」とたくさんのイヌ達が来てくれた。

ボクはばあちゃん家に行くたびに、
いつも庭に出て、たくさんのイヌ達と一緒に時間を過ごした。

健康観察簿を作って、チェックしたりもした。笑

イヌとの出会いは
おばあちゃん家に居たイヌ達で、
イヌが大好きになったのも、おばあちゃん家に
たくさんイヌがいたからだと思う。

子供のころ、たくさんボクの遊び相手をしてくれた
あのときのイヌ達のおかげで、

ボクはドッグトレーナーになったんだと思う。

おばあちゃん家にいた、たくさんのイヌ達に

感謝しながら、これから出会うであろうイヌ達の

ために全力で活動していきたいと思う。

ボクのイヌとの出会いはこんな感じ。。。