いやいや期の乗り切り方

7歳と3歳の子育て中です〜。

3歳の息子は、いやいや期から少しずつ脱出しつつあります。が、機嫌が悪くなると途端にイヤイヤ魔人に。

全国のいやいや期対応中の皆さま、本当にお疲れ様です…!

たった2人育てただけですが、これから始めていやいや期と対峙する方に少しでも参考になればと思い、「割とうまくいったやり方」を整理してみます。

いやいや期は成長してるってことだから安心してね、とか、時間や心に余裕を持って子どもと向き合ってみて、とか、「そういうのは良く分かったけど、でも実際いやいや期の子どもがいると日常生活が送れないんだよ!!」な人に向けて…(^_^;)

①気づかせない
例えば着替えることを、気づかせない。
気づかれると嫌がられますね。「どっちの服が良い?」なんて聞いてみてもたいてい「どっちもいや!」ですからね。

ということで我が家では、着替えるときはテレビ必須でした。子どもが嫌がる素振りを見せたら「あぁぁ!わんわん、何してる!?」「コッシーが!!わぁ〜面白いねぇ!!」って、テレビに注目させる。邪道ですね😂でもかなりうまくいきました。

あとは、「ご飯食べるよ〜」とか「お風呂入るよ〜」といった声かけを、しない。
何も言わずにさり気なくテーブルに誘導したり、服を脱がせたり。いやいや期というのは基本的に、おとなの提案は断りたい期ですから、提案をしないようにするのです。もちろんこれだけでスムーズにいくわけではないですが、多少緩和されることも、なくもない、かもしれない。

②「いや」という気持ちを強めない
テレビを見ながら着替えさせようとしたらバレて「やだ!」と言われたときに、「でもこのお洋服かわいいよ。着ようよ〜」なんて言うと「やだ!!」となりますよね。やだが上塗りされて、子どもの中の「やだ」の気持ちが強まるんです(当社調べ)。

「やだ!」と言われたら「そっかー」と、いったん「そのこと」をしようとするのをやめる。
で、また忘れた頃にトライ。さり気なく。
とにかく子ども本人に自分の「やだ!」と言う気持ちに固執させないように気をつけてみる。そうすると多少スムーズになるかもしれないし、ならないかもしれない。

③諦める、妥協する
つまり、こちらも妥協したり歩み寄る必要があると思います。

例えば、出かけるから着替える、靴を履く、そのために靴下を履くのは「当然やるべきこと」だと思いがちですが、本当にそうでしょうか?

パジャマと洋服の違いって何でしょう?着替えて欲しいのはたぶん親が「他の人に見られたら恥ずかしいから」。
世界には裸足で生活している民族もいます。
上着を着ずに外出して、寒いと実感したら素直に着るかもしれません。
朝ごはんを食べなくたって死にはしません。お腹が空いたら食べるでしょう。
お風呂に毎日入る人の方が世界には少ない気がする。
こんな風に考えていくと「いや!」の半分くらいは「あら、そう?じゃあいいや」って思えるかもしれません。
(歯磨きとか、人に迷惑かけることとかはそうもいかないですけどね…)
(歯磨きは、嫌だと言われてもはがいじめにしてやってました。泣くと口が開くから磨きやすい笑)

④子どもの気持ちを考えてみる
もちろん、理由もなくやだって言ってることも多いですが、子どもなりの理由があるときもありますよね。どうして嫌なのかを予想してみて「そっかー、嫌なんだね。〜〜だから嫌なの?」とか「本当は〜〜したかったのに〜〜になっちゃったから嫌だったんだね」とか言ってみる。
まだ日本語習得中の子どもが、自分の気持ちを言語化するのを助けてあげるようなイメージです。
これを続けることで、ただ「いや」と言うのではなく、どうして欲しいのかを伝えられるようになってくる気がするので、長い目で見ると早めにコミニュケーションとれるようになる気がするような気がします。

⑤ただ共感する
例えばおとなでもどうしようもないことでイヤイヤするとき。
欲しいお菓子が売切れだったとか、雨で公園行けないとか。
他のお菓子じゃいやだー!ギャーン!
ってなるじゃないですか。
そのときに「しょうがないじゃん!売切れなんだから!」って言うんじゃなくて、「欲しかったのに無くて、悲しいね!!ママも〇〇ちゃんに買ってあげたかった…!喜んで欲しかった…!(涙)」で良いと思います。演技力が大事。

たぶん大人だって、同じようなシチュエーションだったらただ共感して欲しいですよ。真正面から正論言われたら反発したくなります。
子どもにもまず共感してあげる。それだと、子どもの感情と大人の感情は同じベクトル向いてるから、大人も気が楽です。
で、最終的に解消するまでの時間は短く済む気がします。しかも、対立するわけでもないから、どちらもスッキリした気分で終われます。

いろんなことを試してみても、いやいや期はやっぱり大変ですよね。
お疲れ様です…!!

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