2年次履修感想ふむふむ

まえがき

 知識3年になってしまいましたまこるのです。
 わたしは、知識の中でも情報資源経営主専攻というところに所属していて、図書館のことをメインにやりたいねって感じの人です。

 1年生は総合にいたためにあんまり回収できなかった専門基礎科目を死ぬほど回収しました。CAP開放できたので55単位取得可能だったのがでかいです。感想をだらだら書いていきます。

↓ここから感想

必修

・統計(評定B)

春AB月12 歳森先生 要教科書
 朝の眠い時間に対面でやさしく統計の基礎を学びます。評価は毎度の課題と期末試験です。
 急に3時間目ぐらいから難しくなります。びっくりしました。
 教科書を読んだり友達に頼ったりするといいと思います。理系の人的には簡単だったのかしら……

・情報数学(評定B)

春AB木56 伊藤先生 要教科書
 離散数学?(命題論理,述語論理,集合,写像,関係,グラフ,帰納)をやります。知識に元からいる人は1年次に取っていることが多いかな。
 数学を1年以上放り投げていた人には大変つらかったです。1年次に取ろう。毎回のレポート課題と期末試験(対面)で成績がつくのですが、採点はかなりやさしかったと記憶しています。
 私は去年日本語学概論を取っちまったので、ひいこら言いながら取りました。木56に取りたい授業たくさんすぎて困る。

・知識情報演習Ⅰ-2(B)

春AB水12 武田先生、鈴木先生
↑移行生はたぶん水曜(34クラ)、元からの人たちは火曜と思われる。(科目がⅠ-1で先生も違う)
 僕らのしじぇ第一弾。
 前半は、メタデータの作成(図書館目録など)が中心です。
 共同分担入力方式とは何ぞや、所蔵レコード、書誌レコードとは何ぞや、入力の仕方はどうするのかみたいな感じで、図書館司書の目録担当者の業務っぽいことを習います。
 後半はOPAC構築です。
 pythonでプログラミングできることが前提なので、ここで1年次プログラミング入門を取っていない(プログラミングに触っていない)人は痛い目を見ることになります。先生に聞きまくるか、できる人捕まえて懇切丁寧に教えてもらうしかない。
 難易度はそんなに高くなくて、前年度にぷ入発展問題とかわかんないまま出してた私が何とか完成できたぐらいですので、早め早めにやれば大丈夫かなと思う。

・知識情報演習Ⅱ-2(A+)

春C秋A水12 原先生、池内先生
科目の取り方はⅠに同じ
 僕らのしじぇ第二弾。
 前半は、情報、文献の検索(レファレンス)の実践演習です。
 実際にレファレンスブック(参考図書)を用いて、様々な質問の回答を作成します。とても楽しい。普通に図書館を最大限活用するのにこれが頭に入っているとすごく有用だと思います。図書館興味ない人頑張れ。
 後半はパスファインダー作成です。
 パスファインダーは、ある物事を調べるための道筋を示したもの、主に利用者が自分で調べるときに役立つ、先に作ってある簡易的なレファレンスって感じのものです。
 これのWeb版構築のついでにHTMLやCSSについても学んだ……気がする。
 CJEの中では難易度低めかと。

・知識情報演習Ⅲ-3(A)

秋BC水12 池内先生、于先生
僕らのしじぇ第3弾。
前半はたのしいたのしい分類法と索引法の授業です。
日本十進分類法(NDC)や、基本件名標目法を使った主題分析を行います。これが好きで、わくわくしながらやっていたんですが、まわりの人は結構めんどくさいって言ってた。
後半は、情報検索システムを作ろうねみたいなやつでした。簡易的だけど。
これがほんとうに本当にわからなくて、泣きながら叫びながらやっていました。わからなかったらわからないところを明確にして人に聞け。これしかないです。

しじぇ= CJE = Chishiki Joho Enshu らしいです。先生がCJEと略していたので公式?愛称です?たぶん。

<参考>
NDC大好きすぎるわたしの昨年のklisアドベントカレンダー

・哲学(A+)

秋AB火34 横山先生
 西洋哲学をばーーっと概観していく感じです。倫理発展版みたいな。
完全に講義形式です。昼下がりなので寝ちゃいそう。
 形式が変わらなければ、毎回課題が提示されてそれにこたえておき、最後にテストでその内何個かが出されるみたいな感じの期末試験です。対面苦しいね。(一個500~1000字ぐらいの課題を8個覚えていきました。)
 おすすめは課題を授業開始時に確認して、その課題にどうやって答えるか考えながら授業を受けることかなあ。そうすると眠くないし理解も深まりそう。
 3年時に回すときついので、頑張って2年で取ろう。


・体育
・アカスキ
↑割愛

司書必修

・知識資源組織化論(A+)

春AB月34 高久先生
「こんにちは、こんにちは」で高久先生が出てくる印象ばかり残っているこの授業です。これは、メタデータを中心にした授業だったかな。概念モデルの変遷とかざっくり見ます。もちろん分類法もやりましたけども。
 授業がとても分かりやすくて大好きでした。
 小テストと最終レポートで評価が付きます。最終課題はちょっと難しかった(何で書けばいいかわからなかった)けど、頑張って書けば単位来る。たぶん。

・生涯学習と図書館(A+)

春AB月56 溝上先生
 これ、今年度吉田先生らしいです。いいな……
 生涯学習の歴史を図書館に焦点をあてつつばーーーっと見ていく感じ。眠たかった。けど、図書館やりたい人はちゃんと知っておくほうがいいことなんでしょうね……

・コンピュータシステムとネットワーク(A)

秋AB月34 阪口先生
 わたしにはとてもむずかしかったです。コンピュータのハードウェア、ソフトウェア、プロトコルって何、みたいな話をします。
 基本的な押さえておいてほしい場所と雑談チックな応用部分が全部つながって出てくるので、聞いてて何の話かな、だいじなのかなあみたいになって、耳情報よわよわ人間には苦しい感じでした。どこのノートを取ったらええんや……
 コンピュータ好きな人とかはめっっちゃ楽しいと思います。課題やテストはちゃんとノートをとって勉強したらできるので、単位取得自体はそんなに難しくないと思われます。


その他知識の科目

・メディア社会学(A+)

春AB火34 後藤先生
 大学の授業~~って感じ。メディアとついているが、社会学の基礎です。けーりすの授業って程よい教養科目多いんだよな。
 先生の声が若干聞き取りづらいのと、昼下がりにこっくりこっくりしながら聞くと何の話なのかわかんなくなるのと、思想!!ってなるときがある。 あと、先生が薄い本=BLだと思っている??(心底どうでもいい情報)
 めそうの人がいて、結構わいわいしているのと、大学の講義っぽい感じを楽しみたい人にはお勧めです。最終課題の内容は重たいですが、考えれば評価してくれると思うので、あんまり人が選ばなさそうなものを選ぶといいかもしれません。わからんけど。

・ユーザ研究実験法(A)

春AB火56 上保先生
 ユーザ研究について学びます。研究法の授業だね。
 実験の進め方なので当たり前なんですけど、用語が多かった気がする。研究倫理をちゃんと習うことができます。統計にも絡みます。
 むかしのやばい研究事例の例なんかは結構有名なものからマイナーなものまでいろいろ出てきて雑学的に面白いと思った記憶がありますね……
 最初に英語論文をざっと読む訓練みたいなのが挟まってから本題に行くのがいつもの流れでした。ちゃんとやろうとすると英弱にはちょっときつい(成績にはあんまり響かないけど)。あと、実験内容がシステムなのであんまりわかんないままにしてしまった感じがあった。

・質的調査法(B)

春AB木34 照山先生
 こちらも研究法の授業。これはエスノグラフィーと言って、社会学・文化人類学などでもちいられる質的な調査を行う研究方法になります。(量的もある)(そっちきついときいて怖気づいて取らなかった……)
 エスノグラフィーについて理論・近年の議論をあんまり特定の分野の研究の話に縺れ込まないでわかりたい人には本当にお勧めできる。確かかだいで実際に身近な人にインタビューしたりもします。
 たしか課題だし忘れたり、最終課題何かいていいかわからなくて適当かいたのでこの評価ですかね……。

・経営・組織論(A)

春AB金56 大庭先生 要教科書
 経営学の基礎を学びます。ちょっと図書館風味。
 期末きつかった……。たしか4800字でした。
 教科書2冊ありますが、特に『知識経営のすすめ』の方は買って線引いて読んだ方がいいかも。毎回の授業で指定された分読んでおくと絶対楽になります。読もう。(読んでなくて死んだ人より)
 授業内容の復習が必須です。対面のときは口頭でチェックテストをしていたようなので、頑張ってください。

・知識発見基礎論(A+)

春C月木12 松原先生 
 新しい先生です。身体知の授業も受け持っておられたと思われる。
 創造性とは何か、創造性を高める方法など課題解決の方法を学びます。他のひとの課題を見ると、全然違って面白いな~~ってニコニコしていました。知り合いが多かったのもありますが。
 授業内課題と授業後課題があって週2なので、結構バタバタする授業でした。

・自然言語解析基礎(B)

秋AB月12 関先生
 マジでなんもわからんかった……
 自然言語解析について学びます。言語学でてくるかな~と思って履修しましたが、機械学習の話になった時に詰みました。形態素解析とかその辺はまだ理解できたんですが、ベクトルとか出てきてほにゃ?ってなってくねくねしていたら終わっていました。
 普段の課題が何個かあって、最終課題がある。最終課題は結構重めでした。熱があるときによくわからんままたくさん書いて出しました。知っちゃかめっちゃかだったので、単位は温情な気がします。システムの人って、すごいね……。

・情報社会と法制度(A)

秋AB月56 高良先生
 情報とついていますが、法制度概論って感じで、憲法から始まりいろんな法律を扱います。ためになります。情報法は情報法の授業があるのでそっちでって感じですかね。
 マナバ掲示板でレスバ(ではない)グループワークがあって、その時だけリアルタイム参加でした。結構面白いかったです。
 グループワークの取り組み状況と定期試験代替レポートで評価されます。

・アーカイブズ基礎(A)

秋AB火56 白井先生、バールィシェフ先生、村井先生
 アーカイブズに関する授業です。
 白井先生のお話が面白いです。実務経験が豊富な先生なんですよね。
 あとは、テクスト解釈Ⅰを取っていると結構絡んでくる部分があって面白いよみたいなことを言っている人もいましたかねえ。
 MLA連携の話とか、図書館とアーカイブズの違いとかがあって、図書館erも楽しい授業だと思います。博物館の人も。
 評価は毎回の授業課題だけだったかな、と。

・システム思考(A+)

秋AB木12 真栄城先生
 全体の中でモノ・コトがどのように影響しあっているのかについて理解するための方法を学びます。最初に概要があんまりでないので、よくわからないまま授業が終わりがちです。
 2回に1回質問をしないといけません。授業が具体例一個で終わっても、どうにかひねり出します。疑問だと受け取ってもらえないので、授業中頑張って頭をまわしましょう。(挙手制)
 毎回のまとめレポートと挙手質問さえ(あとは朝起きること)頑張れば単位はきますって感じです。質問の腕を磨こう。
 内容は結構面白いです。

・テクスト解釈-3(A+)

秋AB木56 綿貫先生
 百人一首の解釈の授業。ちょっと文学っぽいです。
 「解釈」の大切さを学びます。結構話があちらこちらとびますが、ふんわりと聞いていました。任意課題で評価を上げよう。
 いわゆる楽単って雰囲気ですが、一応テストがあり、百人一首20首の訳を覚えていきました。実際4首ぐらいしか出てなかった気はしますけど。
 楽しい授業なのでお勧めです。理系さんにも。

・知的財産概論(A)

秋AB金56 村井先生
 知的財産に関する授業です。結構細かいところをやります。
 裁判例の見方なども教わります。
 オンラインだったので、評価は毎回の小テストでしたが、細かいところ過ぎて結構大変でした。頑張ってメモしながら聞きましょう。

・映像メディア概論(B)

秋C月木34 辻先生、寺地先生 要教科書
今年からは寺地先生だけの授業になると思われます。
 教科書から抜き出して回答するタイプの小テストでした。(次からは変わると思う) テレビからインターネットへの変遷をおもに扱いました。
 レポート何を書けばいいかわかんなくてよくわかんないまま出したのを若干公開してます。

・ドイツ語圏の言語と文化 割愛
 先生ありがとう~~~

あとがき

 駄文を読んでいただき大変感謝です。個人の感想なのであんまりあてにしないでくださいね。本当に。
 去年は結構詰め込みすぎてしんどかった気がします。のど元過ぎればなんとやらで今年の履修も組んじゃいそうですけど……。
 さらに聞きたいよ、とか、資源って何してる専攻なの?とか、知識に移行したいよとかありましたら、ぜひお声がけください。できる範囲でこたえたいな~と思っています。

 ではでは。

知識情報図書館学類 情報資源経営主専攻
macorno(@Horn_teaparty)





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